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バグ修正完了の“オンボードUSB利用可能版”AMD-760MPXマザーが来週登場予定!

2002年03月29日 22時44分更新

文● 小磯

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S2466N-4M告知ビラ

 各社右へ倣えでUSBインターフェイスカードを付ける羽目になった、AMD製のデュアルAthlon MP対応チップセット「AMD-760MPX」。その問題の主因とされるSouth Bridge“AMD-768”のバグ修正版を搭載するAMD-760MPXマザーボードが来週にも登場するようだ。TSUKUMO eX.が「S2466N-4M」という型番の新型Tiger MPX近日入荷を告知し、また同時にTyan代理店の恵安が来週中の発売を予告している。



B1リビジョン
これは現行のAMD-768 B1リビジョン

 現在明らかになっている情報によると、S2466N-4Mでは従来の“B1”リビジョンではなく、バグフィクスが行われた“B2”リビジョンのAMD-768を搭載。あわせて、BIOSのFlash ROM容量が従来の2Mbitから4Mbitへと拡張されている。型番の“-4M”はどうやらこの4MB版BIOS ROMのことを差しているようで、型番から判断するに、これまでバグの元凶と言われていたAMD-768と同等かそれ以上にBIOSレベルでの修正も入ったと考えるのが妥当だろう。



S2466N

 現在、告知ビラとともにTSUKUMO eX.で展示されているのは従来製品「S2466N」であるため、新リビジョンのボードで何かしらの変化があるのかどうか現段階ではわからない。ただし、オンボードのUSB1.1コントローラが問題なく利用できるようになる以外、仕様面での変更はないようだ。いずれにせよ、バグ解消版の登場で、デュアルAthlon MPがさらに活気づくのは間違いない。なお恵安によると、店頭予想売価は3万4800円。



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