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ミラクル・リナックスとセゾン情報システムズがLinuxソリューション分野で協業

2002年03月28日 05時51分更新

文● 編集部

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ミラクル・リナックス(株)と(株)セゾン情報システムズは、Linuxソリューション分野で協業し、両社製品間の動作テストやマーケティングを共同で行なっていくと発表した。

協業の最初の成果として、(株)セゾン情報システムズが開発している、企業内/企業間通信用ミドルウェア『HULFT』のLinux対応版を正式に『MIRACLE LINUX Standard Edition V2.0』へ対応させたことが発表された。

『HULFT』は、TCP/IPで自動的にファイル転送を行なうソフトウェア。プラットフォームに依存せず、ファイル集配信作業の管理や、ファイル配信/集信時に実行するジョブ指定機能などを提供する。また、LAN/WAN接続内部だけでなく、公衆回線やインターネットなどのさまざまなネットワーク上で利用することができる。これまでメインフレーム、UNIXワークステーション、Windowsワークステーションで動作する製品が提供されており、『HULFT for Linux』はテスト版が(株)セゾン情報システムズのWebサイトで公開されている。

今回発表された提携により、(株)セゾン情報システムズは『HULFT』のLinux対応を図るとともに、MIRACLE LINUX上で動作するOracleデータベースとの親和性を強化することが可能になる。またミラクル・リナックス(株)は、業務基幹システムとの親和性が高いLinuxシステムを提供することが可能になる。

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