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子供たちを守れ!!――ECPAT、『インターネット上の子供の安全ガイド』日本語版を発刊

2002年03月27日 20時54分更新

文● 編集部 中西祥智

ECPAT/ストップ子ども買春の会(※1)は27日、子供たちや親、教育関係者などにインターネットの安全な利用方法についての知識や情報を提供する冊子『インターネット上の子供の安全ガイド』日本語版を発刊したと発表した。

※1 ECPAT/ストップ子ども買春の会は、子供の買春やポルノ、人身売買の根絶を目的とするNGO“ECPAT International”の活動を日本で行なう団体。ECPAT(エクパット)は“End Child Prostitution in Asian Tourism(アジア観光における子ども買春根絶国際キャンペーン)”の略

『インターネット上の子供の安全ガイド』
『インターネット上の子供の安全ガイド』日本語版監修:ECPAT/ストップ子ども買春の会 協力:インターネット協会 全48ページ 非売品
中はこんな感じ
中はこんな感じ

『インターネット上の子供の安全ガイド』は、ECPAT Internationalが発行した『Protecting Children Online: An ECPAT Guide』の日本語版。(財)インターネット協会の協力で、ECPAT/ストップ子ども買春の会が監修した。なお、発行にあたっては英国外務連邦省が援助した。ECPAT Internationalの本部はタイ・バンコクにあり、在タイ英国大使館を通じ英国政府に援助を求め、その結果英語版以外に日本・タイ・インドネシア・フィリピン(タガログ語)の4ヵ国語版の発行が可能になったという。

英国内務省ジョン・デナム犯罪防止対策担当国務大臣
英国内務省ジョン・デナム犯罪防止対策担当国務大臣

同日、東京・千代田区の在日英国大使館で行なわれた記者会見で、英国内務省ジョン・デナム(John Denham)犯罪防止対策担当国務大臣は、インターネット上の児童保護をあつかうタスクフォースの設置や、子供のポルノ写真の所有・配布に対する処罰の強化といった英国政府の取り組みについて説明した。そして、「今回発行されたECPATの冊子が、インターネットの安全性に対する関心を高める有益な手段となることを願う」と語った。

野田聖子衆議院議員
野田聖子衆議院議員

また、元郵政大臣の野田聖子衆議院議員は、会見で3年前に成立した“児童買春・児童ポルノ禁止法”について、インターネットに関連した部分が未整備だとし、同法の見直しについて言及した。野田氏は法で処罰するだけでなく啓蒙活動も重要であり、「『インターネット上の子供の安全ガイド』を有効に活用したい」と述べた。

もくじ
『インターネット上の子供の安全ガイド』もくじ

『インターネット上の子供の安全ガイド』は、インターネットの技術説明のほか、児童ポルノの法的問題やフィルタリングなどについての解説などで構成する。基本的には英語版を日本語に翻訳したものだが、日本の状況や事例を追加した。初版の発行部数は2000部で、警視庁などの行政機関、日本教職員組合やPTA、インターネット関連団体・企業などに配布する。一般への販売は行なわない。なお、増刷については費用面での援助があれば検討するという。

ECPAT/ストップ子ども買春の会 宮本潤子共同代表
ECPAT/ストップ子ども買春の会 宮本潤子共同代表

ECPAT/ストップ子ども買春の会の宮本潤子共同代表によると、インターネット上の児童ポルノは、1999年の児童買春・児童ポルノ禁止法施行以前には、その80%近くが日本発だったという。それが法施行後は数%、10分の1以下に減少した。しかし、いわゆる出会い系サイトでトラブルに巻き込まれるなど、児童買春・児童ポルノに関する日本固有の問題も多い。宮本氏は「(児童ポルノ・児童買春の撲滅のためには)政府、NPO、民間がそれぞれ単独ではなく、協力していくことが重要だ」と強調した。

なお、『インターネット上の子供の安全ガイド』はインターネット協会のウェブサイトからPDF版を無償でダウンロードできる。

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