アイ・オー、MPEG-1/-2対応キャプチャーカードや40倍速書き込みのCD-RWドライブ、MP3プレーヤーなどを発売

2002年03月26日 21時09分更新

文● 編集部

(株)アイ・オー・データ機器は26日、MPEG-1/-2対応キャプチャーカード『GV-MPEG2S/PCI』、最新ファームウェア搭載のMP3プレーヤー『MDM-H205W』、40倍速書き込みの外付け型CD-R/RWドライブ『CDRW-iU40B』と内蔵型『CDRW-AB40B』を発売すると発表した。


『GV-MPEG2S/PCI』

『GV-MPEG2S/PCI』は、MPEG-1/-2のハードウェアエンコーダーを搭載したPCIバス用のビデオキャプチャーカード。キャプチャーフォーマットは、MPEG-2が、解像度は720×480～160×480ドット、ビデオビットレートは2M～10Mbps、オーディオビットレートが64k～384kbps、サンプリング周波数は32k～48kbps。MPEG-1が、解像度は352×240～160×112ドット、ビデオビットレートは64k～5Mbps、オーディオビットレートが64k～384kbps、サンプリング周波数は32k～48kbps。入力は、コンポジットビデオ、Sビデオ、オーディオ(L/R)各1。カードのサイズは奥行き119.91×高さ106.68mm。対応機種はPC/AT互換機とPC98-NX。対応OSはWindows XP/2000/Me/98/98 SE。


『I-O DATA RapidREC』

アプリケーションとして、オリジナルのキャプチャーソフト『I-O DATA RapidREC』のほか、ユーリードシステムズ(株)のDVDオーサリングソフト『Ulead DVD MovieWriter SE』と、ビデオ編集ソフト『Ulead VideoStudio 5 SE』、レタッチソフト『Ulead PhotoImpact 6 SE』が付属する。4月中旬出荷予定で、価格は2万2000円。

	『MDM-H205W』

『MDM-H205W』は、“HyperHyde Exrouge(ハイパーハイドエクスルージュ)”の新製品で、従来機種『MDM-H205』に同梱されていたメモリーカード(MMC)を128MBに増やしたほか、最新ファームウェアを搭載したことにより、連続約20時間の再生が可能になったのが特徴。デコードフォーマットはMP3でビットレートは32k～224kbps(VBR対応)、サンプリングレートは、16～44.1kHz。電源は単4アルカリ電池×1。本体サイズは幅61×奥行き19×高さ47mm、重量は約34g。3月末出荷予定で、価格は2万6800円。

なお、従来機種向けに最新ファームウェアのダウンロードサービスも行なう。これにより約20時間の連続再生、曲データ転送速度の向上、高ビットレート曲データの再生品質の向上などが図れるとしている。


『CDRW-IU40B』

『CDRW-IU40B』は、40倍速書き込みに対応した外付け型のCD-R/RWドライブ。CD-RW書き換えは12倍速、CD-ROM読み出しは48倍速となっている。ドライブユニットにはティアック(株)の『CD-W540E』を採用する。インターフェースは、USB 2.0/1.1を搭載しており、オプションでIEEE1394やPCカードに対応する“i・CONNECTの両方を搭載した“i・CONNECT PLUS”を装備。電源はAC100VでACアダプターが付属する。本体サイズは幅162×奥行き280×高さ48mm、重量は約1.7kg。付属するアプリケーションは、(株)ビー・エイチ・エーのCD-RW/Rライティングソフト『B's Recorder GOLD for Windows』とパケットライトソフト『B's CLiP』。対応OSは、Windows 98 SE/Me/2000/XP。4月上旬出荷予定で、価格は2万4000円。


『CDRW-AB40B』

『CDRW-AB40B』はATAPIインターフェース搭載の内蔵タイプ。ドライブはティアックのCD-W540Eで、CD-R書き込みが40倍速、CD-RW書き換えは12倍速、CD-ROM読み出しは48倍速。本体サイズは幅146×奥行き192×高さ41.3mm。対応機種はPC/AT互換機、PC98-NX。対応OSはWindows XP/2000/Me/98/98 SE/NT 4.0(SP5以降)。『CD-RW-iU40B』同様、ライティングソフトなどが付属する。4月上旬出荷予定で、価格は1万8500円。