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未発表のPentium 4-2.4GHzがアキバに登場!入荷済み、明日発売で予価は8万円弱

2002年03月23日 22時36分更新

文● 編集部

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Pentium 4-2.4GHz

 x86 CPUの最速クロックを0.2GHz更新するPentium 4-2.4GHzがアキバにその姿を現した。登場したのはバルク品で、閉店間際にごく少量が一部ショップに入荷済み。明日から販売が始まる予定となっているが、Pentium 4-2.4GHzは現在のところ発表されておらず、またしてもアキバ恒例のフライング販売ということになりそうだ。



マーキング

 ヒートスプレッダに刻まれたマーキングを見ると、FSBは100MHz(Quad Pumped 400MHz)でキャッシュ容量は512KB、VCore 1.5Vで、現在流通しているNorthwood版Pentium 4とまったく同じ。2.4GHz版のPentium 4にはFSB 133MHz(Quad Pumped 533MHz)版が存在すると言われているが、今回は単純に動作クロックが向上しただけであるもよう。ちなみにS-Specは“SL65R”で、23日現在の段階ではもちろんIntelのS-Spec情報ページに記載はない。



CPU裏面

 「商品登録が終わる明日24日から販売を開始する」としているのはサトームセンパソコン館 PC isLandで、価格は今のところ未定。ただし、8万円弱の売価となるようだ。Pentium 4-2.2GHzのリテールパッケージと比べて1万円程度高いが、史上最速クロックのx86 CPUを誰よりも先に使ってみたいなら要チェック。



2.4GHzのリテールパッケージも複数ショップに入荷
ただし「絶対に出せない」

Pentium 4-2.4GHzリテールパッケージ
2.4GHzシール

 気になるのはリテールパッケージの登場時期だが、なんとすでに入荷済みというところが少なくない。これはオリジナルブランドPCを持つショップ向けに出荷されたもの。ただし、単品販売についてはインテルからキツく止められているようで、各店とも「絶対に出せない」と口を揃える。リテールパッケージのデビューは4月3日と噂されており、少なくとも今週末の登場は難しそうだ。



【取材協力】

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