20日に開催された記者発表会風景 |
20日、アキバの末広町駅近くにあるアイ・オー・データ機器のショールーム“I・OプラザAKIBA”で、製品記者発表が行われた。WN-A54シリーズ、LAN-iCNなどネットワーク製品が主体で、すでに販売開始となっているものがほとんどであったが、そのなかで一部目をひいたのが下旬から販売開始となる「挑戦者(Challenger)」なるオリジナルブランド。秋葉原に足しげく通うパワーユーザー向けの製品で、アイ・オー・データ機器の技術をもっと知ってもらうためにスタートする製品シリーズだという。
第1弾となる「SOTO-3.5iU」(型番) | ブランド名は挑戦者 | |
SOTO-3.5iUのパッケージデザイン? | パッケージの内容物などの説明に加えて、Non Supportの文字も見える |
第一弾となるのは3.5インチHDD外付けケース組み立てキット「SOTO-3.5iU」(型番)で、いわばHDA-iUシリーズとしてすでに出荷されているi・CONNECT対応製品のケース。i・CONNECTは変換ケーブルを変更することでマルチインターフェイスに対応するアイ・オー・データ機器独自インターフェイスで、今回の製品に同梱されるのはACアダプタ、変換用基板、サポートソフト、ケースのみでドライブは付属しないもよう。この製品を購入することにより、自分の好きなメーカーのドライブが外付けi・CONNECTに、余っているHDDを活用可能などのメリットを挙げている。製品の取り付けはいっさい受け付けず初期不良意外サポートも受け付けない、文字通りチャレンジャーな製品。なにやら、アキバのショップで専用の棚まで作られるようになった玄人志向に対抗していこうとする思惑が感じられるシリーズなのだが、決定的な違いはショップでの販売は当分行わず、I・OプラザAKIBAのみで販売されるという点。第一弾「SOTO-3.5iU」は30日(土)、31日(日)に開催予定の「I・OプラザAKIBA春の大イベント」から販売スタートとなる。
玄人志向ではトレードマークがサングラスの人で統一されているが、こちらは…。記者発表会場で参考展示されていた製品では戦車(=戦者?)。上の写真のようなデザインとなっている。また、玄人志向のように「キワモノシリーズ」「セレクトシリーズ」などの分類はないが、難易度別にニコニコマーク風のアイコンが添付される予定。専用ホームページは3月27日に公開予定となっている。