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ヒットポップスなど3社、企業向け衛星コンテンツ配信サービスを開始

2002年03月20日 18時54分更新

文● 編集部

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(株)ヒットポップスは20日、通信衛星を利用した企業向けのコンテンツ配信サービス“ヒットエンタープライズ”の提供を4月1日に開始すると発表した。同社が主体となって同サービスを提供し、(株)アイ・ティ・フロンティアが販売とインフラ構築を、富士通(株)が企業内ネットワーク設備などの提供・サポートを行なう。

配信予定のコンテンツは、ビジネスマナー、資格教育講座、IT研修などのeラーニングコンテンツをパッケージ化したもの、業界ニュースなどのビジネス向けコンテンツ、企業ごとのオリジナルコンテンツ(トップメッセージやマニュアルなど)。テレビ会議システムや、携帯端末などからのアクセスサービスもオプションで提供する予定としている。

同サービスでは、通信衛星を利用することで、既存の社内ネットワークに負担をかけずに大容量コンテンツを複数の拠点に一括配信できるという。各拠点に受信アンテナと受信サーバーを設置するだけで同サービスを利用でき、受信サーバーで受信した動画データは、IPマルチキャスト技術により社内LAN環境で一斉に配信できる。

初期費用は1拠点あたり128万円(受信アンテナとサーバー)からの予定で、設置・工事費が別途必要。月額料金は1企業で全国5拠点に展開した場合で40万円からの予定(基本コンテンツ料金を含む)。

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