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旭光学、3倍ズームレンズ搭載の200万画素デジタルカメラ『ペンタックス オプティオ230』を発売

2002年03月20日 15時30分更新

文● 編集部

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旭光学工業(株)は20日、3倍ズームレンズと有効200万画素CCDを搭載したコンパクトタイプのデジタルカメラ『ペンタックス オプティオ230』を4月に発売すると発表した。価格は6万5000円。

本体正面
『ペンタックス オプティオ230』(シルバー)

『ペンタックス オプティオ230』は、1/2.7インチの211万画素(有効200万画素)CCDと、3倍ズームレンズを搭載したコンパクトタイプのデジタルカメラ。180度回転して正面(被写体側)に向けられる液晶ディスプレーや“3D撮影モード”を搭載するのが特徴。レンズは非球面レンズ1枚を含む5群6枚構成で、焦点距離は5.8~17.4mm(35mmフィルム換算で38~114mm相当)、F値は2.6~5.0。最短撮影距離は40cmで、マクロモードでは10~50cmの撮影が可能。電動式のレンズバリアーを装備する。

180度回転できる液晶ディスプレー
自分自身を撮影する際などに便利な180度回転できる液晶ディスプレーを搭載

撮影感度はISOで100、200相当。実像式ズームファインダーと、モニター用の1.6インチTFD液晶ディスプレーを搭載する。デジタルズームは2倍。フォーカスはオートとマニュアルに対応。測光方式は分割/中央部重点/スポットに対応し、露出補正(±2.0EV、1/3EVステップ)も行なえる。シャッター速度は約1/1500秒~約4秒。内蔵ストロボは、低速シンクロや赤目軽減にも対応する。

本体背面
本体背面。操作は中央右の十字キーやボタンで行なう。撮影モードは上面のダイヤルで切り替える

撮影モードは、本体上面のダイヤルで切り替えられる“オート”“フル”“夜景”“動画”のほか、メニュー画面で選択する“3D撮影”“オートブラケット”を用意する。“3D撮影モード”(立体写真モード)は、中央で左右に分割された立体視用の画像を撮影する機能。立体写真にしたい被写体を2回に分け、撮影位置を移動して撮影することで、立体視用の画像が得られるというもの。2回目に撮影する際には、1回目に撮影した画像を基にした位置決め用のガイド(半透明な画像)が表示されるようになっている。製品には立体視用のビューワーとして『3Dイメージビュワー』が同梱される。

3D撮影モードのサンプル
“3D撮影モード”で撮影した画像
『3Dイメージビュワー』
『3Dイメージビュワー』を同梱する

記録画素数は、静止画が最大1600×1210ドット(TIFF)、1600×1200ドット(JPEG)で、動画が320×240ドット/毎秒15フレーム(AVI、Motion JPEG準拠)。静止画は4段階の画質を設定できる。記録媒体にはコンパクトフラッシュ(TypeI)を採用。インターフェースはマスストレージクラス対応のUSBと、NTSC/PAL対応のビデオ出力を装備する。

電源はリチウム電池(CR-V3)×1本または単3形電池(アルカリ/ニッケル水素/リチウム)×2本。別売のACアダプターキットも利用できる。本体サイズは幅103.5×奥行き42×高さ63.5mm、重量は180g(電池/CFカード込みで230g)。製品はボディーカラーの異なる3モデルを用意する。カラーは“シルバー”“パールホワイト”“シルキーブルー”の3色。製品にはUSBケーブル、ビデオケーブル、ソフトウェアを収録したCD-ROMなどが付属する。

ボディーカラーは3色
ボディーカラーは3色。左から“パールホワイト”、“シルバー”、“シルキーブルー”

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