ケイディーディーアイ(株)は19日、インターネット総合サービス“DION”において、オリジナルコンテンツ“DIONビデオチャット”の提供を19日に開始すると発表した。併せて、ほかのISPのユーザーがDIONの有料コンテンツを利用するためのコースとして“DIONコンテンツコース”を提供する。
“DIONビデオチャット”は、最大で10名が参加できるチャットルームを用意し、PCカメラとマイクを利用して、映像や音声によるコミュニケーションが行なえるサービス。PCカメラがない場合はあらかじめ用意されているイラストなどを利用できる。チャットルームには、あらかじめKDDIが用意した“オープンルーム”、ユーザー自身が開設/運営できる“プライベートルーム”などがあり、1対1で通信を行なう“ロイヤルシート”や、ログイン中のユーザー同士で簡単なメッセージをやりとりする“ショートメッセージ”などの機能を利用できる。4月下旬には、ユーザーの属性(年齢/性別/地域など)によりユーザー同士をランダムにマッチングして紹介する“マッチング”の機能を追加するとしている。対応OSは、Windows98/98 SE/2000/Me/XPで、ウェブブラウザーとして、Internet Explorer 5.0以上が必要。
“ビデオチャット”のイメージ画像(ロビールーム~チャットルームへの入室) |
利用料金は、“DIONコンテンツコース”の会員はハンドルネーム1個あたり月額500円、“ブロードバンドDION”と“DIONダイヤルアップ”の各コースの会員はハンドルネーム1個あたり400円。ハンドルネームは最大30個まで登録可能。 なお、6月利用分まではキャンペーン期間として“DIONビデオチャット”を無料で提供する。
“DIONコンテンツコース”は、“DIONビデオチャット”に合わせて開設するコースで、DION以外のISPのユーザーがDIONの有料コンテンツを利用できるようにするサービス。有料コンテンツの利用料が必要となるが、登録料と利用料金は無料。