高品位をうたったゲームコンソール向けケーブル類を投入し続けているMonster Cableから、今度はXbox用のLAN接続用ケーブル「GAMELINK X-Link」が登場した。今回もUSER'S SIDE本店が販売を開始している。
外観は2月16日の記事で紹介したXbox用のケーブルと同じで、黄緑のケーブルを黒の編み目が覆うXboxカラーになっているのが特徴だ。現在のところ、本体が標準で対応するオンライン接続を生かしたゲームがリリースされておらず、“Xbox用LANケーブル”の使い途はない。このため購入は先行投資的意味合いが強くなってしまうが、一方でGAMELINK X-Linkは“Xbox専用”ではなく、PCやハブ、ルータののRJ-45端子に差して利用可能なのは見逃せないところ。Category 5の、10Base-T/100Base-TXに対応した一般的なLANケーブルと基本的には同じものであるため、無機質なLANケーブルに飽きているというPCユーザーにもオススメできそうだ。
もちろんMonster Cable製だけに、外観だけでなく、ケーブルそのものにも工夫があるようで、採用する“XLN”(Xtra Low Noise)により、データ転送に悪影響を及ぼす低周波数のノイズを防ぐという。ビデオケーブルやサウンドケーブルのように、ごく一般的な製品と比べて明確な差があるのかは未知数だが、インターネット接続にADSLを利用していて、ノイズ対策に万全を期したいというのであれば、ちょっと奮発してみるのも悪くないだろう。なお、長さ10フィート(約3m)で価格は3380円となっており、贅沢品なのは間違いない。
性能にこだわった短めのADSL向けケーブルも同時入荷
「DataSpeed 350」。コネクタ部の色は5色の中から任意に選択可能だ |
なお、USER'S SIDE本店ではあわせて一般ユース向けの高品位LANケーブル「Monster Networking DataSpeed 350」もあわせて入荷し販売中。外観を気にせず、性能だけを求めるならこちらも選択肢として有効だろう。長さは25フィート(約7.6m)のほか、6フィート(約1.8m)、3フィート(約90cm)と短めのものも用意されている。90cmのモデルはADSLモデムやルータとの接続時に重宝しそうだ。価格はそれぞれ5000円、2600円、2300円。
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