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日立、8cmDVD-RAM/R対応のDVDビデオカメラ“DVDカム”2機種を発売

2002年03月12日 21時25分更新

文● 編集部

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(株)日立製作所は12日、8cmDVD-RAMと8cmDVD-Rに対応したDVDビデオカメラ“DVDカム”として『DZ-MV250』と『DZ-MV270』の2機種を発売すると発表した。価格はオープン。『DZ-MV250』を5月に、『DZ-MV270』を7月に発売する予定。

『DZ-MV250』と『DZ-MV270』
『DZ-MV250』(左)と『DZ-MV270』(右)

『DZ-MV250』は、4分の1インチの110万画素CCDを搭載したビデオカメラで、動画は約72万画素、静止画は約100万画素で撮影できる。記録時間は、8cmDVD-RAM(両面)で動画が最大約120分、8cmDVD-R(片面)で最大60分となっており、静止画は8cmDVD-RAM(両面)に1998枚記録できる(JPEG/1280×960ドット)。ファイル形式には“UDF(Universal Disk Format)”を採用し、映像記録は、8cmDVD-R記録時がMPEG-2をベースとしたDVDビデオ規格に対応し、8cmDVD-RAM記録時がDVDビデオレコーディング規格に対応する。

また、USBインターフェースを内蔵した、0.18μmプロセスによる新開発の1チップMPEG-2/JPEGコーデックを搭載。フレーム間にランダムに現われるノイズを軽減する“動き適応型FNR(Frame Noise Reducer)”を搭載するほか、記録時には“VBR(Variable Bit Rate)”方式による“EXTRAモード”を指定することもできる。

レンズは非球面レンズとマルチコートを採用した焦点距離4.1~49.2mmの光学12倍ズームになっており、デジタルと併用すれば最大240倍のズームが可能。ビューファインダーは0.44インチのカラーTFT液晶(約11万画素)で、モニター用の液晶ディスプレーは2.5インチのカラーTFT(約12万画素)を搭載する。

インターフェースは映像音声入出力×1、S端子×1、外部マイク×1のほか、パソコンとの接続用にUSB 1.1を装備する。本体サイズは幅82×奥行き143×高さ101mm、重量は約670g。消費電力は約5.8W。
『DZ-MV270』は、ビューファインダーの画素数を約18万画素に増やし、モニター用の液晶ディスプレーを3.5インチ(約20万画素)としたほか、USB 2.0にも対応した機種。基本機能は『DZ-MV250』と同等となっている。本体サイズは幅88×奥行き143×高さ101mm、重量は約870g。

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