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2台のスリムドライブ搭載可能でATAPI変換アダプタ同梱のマウンタ「スリム姉妹」が来週登場

2002年03月01日 22時45分更新

文● 小磯

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スリムドライブ用マウンタ

 超小型ベアボーンPCやブックサイズPCの人気を裏付けるように、スリムタイプ光学ドライブを1つの5インチベイに複数台取り付けるマウンタがたて続けに登場予定だ。2月26日に紹介したジャパンバリュー製「PCD-M3」に続き、アイアールキューブからもスリムタイプ光学ドライブを複数台取り付けマウンタが早ければ来週末にもデビューする。



アダプタ

 「スリムから連想される言葉は女性。それが2人(台)ということで」(アイアールキューブ)与えられた製品名は「スリム姉妹」(型番:AF-002)というユニークなもの。製品名の由来のとおり、スリムタイプ光学ドライブを最大2台取り付け可能だ。取り付け可能なドライブ数としては先に展示の始まったジャパンバリュー製「PCD-M3」に劣るが、スリム姉妹はPCD-M3とほぼ同じ4000円台の予価ながら、2台分のATAPI変換コネクタが用意されているのは嬉しいところ。最大3台という数よりも、手っ取り早く使える使いやすさを重視するなら見逃せないだろう。なお、ATAPI変換コネクタを利用すると2台とも自動的にSlave設定となるため、2台同時に利用するにはATAPIケーブルを2本用意する必要がある。



マウンタ部
マウンタ部。複数のネジ穴が用意されている

 ここでプロトタイプを見てみると、ドライブの取り付けには同社が以前投入したスリム光学ドライブ&FDDを5インチベイ1つに収める製品「AF-001」と同じような方法を採用しているようだ。ネジ穴が複数空いているのはネジ穴の位置が各社異なっているためで、アイアールキューブによると、今回用意したネジ穴でほとんどのドライブに対応可能だとしている。


実際にスリムタイプの光学ドライブをマウントしたところ
マウント(正面から)マウント(背面から)

 現在のところ入荷が確定しているのはコムサテライト3号店。このほか複数ショップで販売が始まる予定だという。なお、写真はあくまでプロトタイプであり、製品版で仕様が変更になる可能性がある点は要注意。

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