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JPRS、ICANNと“ccTLDスポンサ契約”を締結――JPRSがJPドメイン業務を実施

2002年02月28日 22時59分更新

文● 編集部

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(株)日本レジストリサービスは28日、ICANN(※1)との間でJPトップレベルドメインの管理・運用に関する契約(ccTLDスポンサ契約)を締結したと発表した。ICANNとの正式なccTLDスポンサ契約は、2001年10月の“auDA(.au、オーストラリア)に続き、JPRSが世界で2例目。

※1 ICANN (The Internet Corporation for Assigned Names and Numbers)とは、ドメイン名やIPアドレス、プロトコルパラメータ、ルートサーバなど、インターネットの基盤となる資源の管理をグローバルに調整することを目的とした米国にある非営利法人。

ccTLDスポンサ契約締結の意味は、ルートサーバーの安定運用といったICANNの責任と、インターネットコミュニティーの利益を実現するといったJPRSの責任、そして(社)日本ネットワークインフォメーションセンター(JPNIC)や政府の役割を明示的に約束することにある。

今回、ccTLDスポンサ契約と、1月31日にJPNICとJPRSの間で締結された“JPドメイン名登録管理業務移管契約”の両者が揃ったことで、JPNICが行なってきたJPドメインに関連する業務は、JPドメイン名紛争処理方針など一部の業務を除き、4月1日よりJPRSが実施することになる。

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