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アドビシステムズ、デジタル著作権管理ソフトを売り切りに

2002年02月21日 16時34分更新

文● 編集部

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アドビシステムズ(株)は20日、Adobe PDF(Portable Document Format)形式のコンテンツ向け電子著作権管理(DRM)ソフト『Adobe Content Server(アドビ コンテント サーバー)2.1 英語版』の価格体系を変更すると発表した。これは、出版社、取次業者、書店が、電子書籍や電子コンテンツサービスなどで新たなビジネスチャンスを開拓できるように設定したもの。製品は、“アドビストア”とアドビ製品取扱店で販売する。

新価格体系は、Content Serverで管理/配信するタイトル数に応じた出版社や書店向けの価格設定“コンテンツベース”と、コンテンツを販売するサイト数に応じたアプリケーションサービスプロバイダー(ASP)向けの価格設定“ASPベース”の2種類を用意する。価格は、コンテンツベースでは、250本のタイトルをホスティング可能なサイト1件あたりが68万9400円で、追加タイトル500本あたり13万7900円の拡張パッケージを用意する。ASPベースでは、タイトルの本数に関わらず、Content Serverに接続されたコンテンツ販売サイト1件あたり137万8700円で、コンテンツ販売サイトを1件追加するごとに20万6900円。

『Adobe Content Server 2.1英語版』に必要なシステムは、Pentium-500MHz以上のプロセッサー、Windows 2000 Server/ Windows Advanced Server/Windows NT 4.0(SP4/5/6a、またはNT Option Pack 4.0(DAO 2.1.2を含む)とWindows Scripting Host 5.1が必要)、Microsoft SQL Server 7.0/2000が実行可能なデータベースサーバーなど。

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