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日本HP、プロ向けの大判プリンターに顔料インク専用機『hp designjet 5000uvシリーズ』2機種を追加

2002年02月15日 23時14分更新

文● 編集部

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日本ヒューレット・パッカード(株)は15日、大判インクジェットプリンター『hp designjet(デザインジェット)5000 シリーズ』に、UVインク(顔料インク)専用の『hp designjet 5000uvシリーズ』として、4機種を追加したと発表した。同日付けで販売を開始する。

『hp designjet 5000uvシリーズ』
『hp designjet 5000uvシリーズ』

『hp designjet5000シリーズ』は、大判出力サービスやサインディスプレー、印刷の色校正などのプロフェッショナル向けのグラフィックス用途を対象とした製品で、これまで顔料インクを使用するためには、染料インクモデルに『UVアップグレードキット』を装着しなければならなかった。今回発表した『hp designjet 5000uvシリーズ』は、UVインクのみを利用するユーザー向けに発売するもの。耐光2年の顔料インクシステム『hp No.83インクシステムUV』を採用し、プリント解像度は600×600dpi(最大1200×1200dpi)。スムーズな中間色を表現するため“ライトシアン”と“ライトマゼンタ”を加えた6色インクを採用したほか、オートカラーキャリブレーション機能、ウェブブラウザーでプリンターの状況確認やコントロールが可能なWebAccess機能を搭載する。インターフェースは10/100BASE-TXとセントロニクス準拠のパラレル。

『hp designjet 5000uvシリーズ』は、1067mm(42インチ)幅の印刷幅に対応した1067mm(B0)モデルと、最大1524mm(60インチ)の印刷幅に対応した1524mm(60インチ)モデルの2機種を用意し、それぞれにHP-RTLとHP-GL/2に対応したスタンダードモデル(5000uv)とPostScript3にも対応したモデル(5000ps uv)を用意する。本体サイズと重量は、1067mm(B0)モデルが幅1975×奥行き675×高さ1280mmで100kg、1524mm(60インチ)モデルが幅2433×奥行き675×高さ1280mで120kg。電源はAC100~240Vで、消費電力は最大350W。

価格は、1067mm(B0)モデルのスタンダードモデル『C6090V (#ABJ)』が139万8000円、同PS3モデル『C6091V (#ABJ)』が179万8000円、1524mm(60インチ)モデルのスタンダードモデル『C6095V (#ABJ)』が209万8000円、同PS3モデル『C6096V (#ABJ)』が259万8000円。製品には、購入後3ヵ月以降12ヵ月以内にユーザー宅に訪問し、プリンター内部の主要部分を清掃/点検する“点検サービス”が標準で付属する。

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