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日本IBM、IAサーバー“eserver xSeries 330”に新技術“MXT”を搭載したモデルを追加――メモリー容量倍増の効果

2002年02月13日 21時43分更新

文● 編集部

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日本アイ・ビー・エム(株)は13日、ラックマウントタイプのIAサーバー“IBM eserver xSeries 330”の新製品として、搭載するメモリーを倍増したのと同じような効果が得られるハードウェア技術“MXT”を搭載したモデル『8675-4MX』を追加すると発表した。価格は47万円からで、出荷開始は4月15日の予定。

“IBM eserver xSeries 330”
“IBM eserver xSeries 330”

xSeries 330は、1Uサイズの筐体を採用し、2ウェイSMP(Symmetric Multiple Processor:対称型マルチプロセッサー)対応のラックマウント型IAサーバー。

新たに搭載した“MXT(Memory eXpansion Technology)”は、プロセッサーとメモリーの間にMXT用チップとキャッシュメモリー(L3)を搭載し、プロセッサーがメモリーにデータを書き込む際にMXT用チップで約半分に圧縮することにより、従来の倍のデータ量を処理できる技術。頻繁に使うデータをキャッシュメモリーに格納するため、処理も高速化されるという。

『8675-4MX』は、CPUにPentium III-S-1.4GHz、チップセットに米ServerWorks社のServerSet III HEを採用し、システム管理プロセッサーも装備する。HDDインターフェースはUltra160 SCSI×1(HDDはオプション)で、24倍速CD-ROMドライブを搭載。ネットワークインターフェースはデュアル全二重の10/100BASE-TX。メモリーは512MB(PC/133、ECC対応SDRAM)を搭載しており、最大4GBまで拡張可能。消費電力は最大200W。本体サイズは幅439.9×奥行き653.3×高さ43.7mm、重量は11.8kg~12.9kg。

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