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【オーバークロック研究室】Pentium 4-2.0AGHzのオーバークロック耐性を探る(前編)

2002年02月13日 15時49分更新

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●Pentium 4(Socket478)との再会

Pentium 4-2.0AGHzリテールパッケージ外観
Pentium 4-2.0AGHzリテールパッケージ外観

 筆者が初めてSocket478タイプのPentium 4を目撃したのは、昨年の6月に台湾で開催された「COMPUTEX TAIPEI 2001」の会場だった。当時のPentium 4(Socket423)に比べて圧倒的にコンパクトなサイズが印象的で、あたかもモバイル版CPUかと思ったほどである。あれから半年の間にPentium 4(Socket478)は0.13μmプロセスの新しいNorthwoodコアを載せ2次キャッシュ容量は512KBに増量された



Pentium 4-2.0AGHz Socket478 外観
Pentium 4-2.0AGHz Socket478 外観

 これまで我がオーバークロック研究室ではPentium 4を課題にした記事はない。これは、従来のPentium 4の評判からして投資の割に具体的なパフォーマンスを得られそうにないからで、それよりもAthlonを使ってオーバークロック動作させた方が圧倒的に遊ばせてもらえると考えていたからだ。しかし、ここに来てPentium 4(Socket478)のスペックは上述の通り、注目に値する内容となったと言っていいだろう。しかもDDR SDRAMをサポートするマザーボードが各社から出そろったとなれば、手持ちのメモリを活用できる。加えてオーバークロック機能が充実したマザーボードもあるとなればリスキーな改造も無用なわけで、これはもう試さないわけにはいかない。そこで今回は、Pentium 4-2.0AGHzをチョイスしてその実力を探ってみた。果たしてどの程度Athlonに迫れるプロセッサなのだろうか。



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