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InfoComと日本電信電話ユーザ協会、“ユビキタス・ネットワークに関するユーザニーズ調査結果”を発表

2002年02月07日 19時27分更新

文● 編集部

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(株)情報通信総合研究所と(財)日本電信電話ユーザ協会は7日、ユビキタス・ネットワークの利用イメージやサービスニーズなどについてのアンケートをインターネットにより実施し、その調査結果を“ユビキタス・ネットワークに関するユーザニーズ調査結果~ブロードバンド化の進展がもたらすユビキタス化への期待~”を発表した。

同調査は、2001年11月27日から30日にかけて情報通信総合研究所のマーケティングサイト“MIN”で実施したもの。有効回答数2851で、ユーザーの情報通信環境やモバイルインターネットの利用状況をはじめ、外出先でのブロードバンド回線の利用や情報家電、ホームネットワークなどの利用状況を調査した。

調査結果では、ブロードバンド化の動向について、「家庭におけるブロードバンド回線の普及が過去1年間で急拡大。ADSLは1年前の0.6%から21%へ急増、CATVインターネットは18%。ブロードバンド普及の影響がブロードバンド・コンテンツならびに家庭内LANの需要増となって現れている」としている。駅やカフェ、ホテルなどの外出先でブロードバンド環境を提供するサービスである“ホットスポット”へのニーズに関しては、「“利用したい”と“利用するかもしれない”をあわせた利用意向は7割に達する。家庭内に続いて外出先でもブロードバンド。アクセスに対するニーズが盛り上がっている」と報告している。

また、情報家電に関しては、情報入手やコミュニケーションツールとしての利用よりも、機器の故障情報の通知機能など、機器に組み込まれて目に見えない形の機器制御などの発展が期待されているとした。加えて、“ユビキタス・ネットワークに対する評価と要望”に関しては、「情報やサービスの利便性が高まること以上に、常に安心で快適な生活環境の実現に貢献することが期待されている」としている。なお、調査レポートは、1万8000円で販売する。

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