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有線ブロードネットワークス、光ファイバーによる法人向けインターネット総合サービスを提供

2002年02月07日 18時20分更新

文● 編集部 田口敏之

(株)有線ブロードネットワークスは5日、法人向けの光ファイバーによるインターネット総合サービスを提供すると発表した。発表したのは、光ファイバー回線を利用するインターネット接続に加え、ビジネスコンテンツやサービスなどを利用できる“BROAD-GATE 02”と、会員間は無料、一般固定電話にかけても2分間4円(市内の場合)という料金のIP電話サービス“GATE CALL”の2つ。

BROAD-GATE 02のポータルサイト
BROAD-GATE 02のポータルサイト

30人程度の小規模事業所向けにサービスを提供する“BROAD-GATE 02”

BROAD-GATE 02は法人向けのサービス。同社が2001年4月に開始した個人・家庭向けのインターネット総合サービス“BROAD-GATE 01”に続くもので、ビジネスで利用できる各種のサービスやコンテンツを提供するもの。インターネット接続ではグローバルIPアドレスを5個割り当てる。各サービスは、専用のポータルサイトからシングルサインオンで利用できるようになっている。

GATE DISK
GATE DISK

利用できる主なサービスは、“バックアップサービス”、“GATE DISK”、“BOXER”、“リモートアクセスサービス”の4つ。“バックアップディスク”は、企業内の顧客データや経営管理データなど、重要な情報をオンラインでバックアップするサービス。領域は標準で1GBを用意しており、経営資源が失われるリスクを軽減できるという。“GATE DISK”は、個人/共有用のオンラインストレージサービス。領域は標準で1GBを用意している。バックアップディスクとGATE DISKは、ウェブブラウザーだけでなく、無料でダウンロードできる専用のFTPソフト『Windows Client』からも利用できる。なお、通信の暗号化などのセキュリティー対策は、導入する企業自身が用意する必要がある。

BOXER
BOXER

また“BOXER”(ボクサー)は、従業員それぞれがスケジュールやアドレス帳、To Doやメモといった個人情報管理機能(PIM)を持つサービス。このほか、電子メール機能や留守番電話/FAX機能、社内外のスタッフとのスケジュール共有機能なども備えている。PDAとの同期も可能となっている。

さらに“リモートアクセスサービス”は、ダイヤルアップ接続やモバイル接続(PIAFS)によって接続可能な、リモートアクセスアカウントを標準で1つ用意する。これによって、国内・海外を問わず、オンラインストレージサービスやBOXERの機能を利用できる。

ポータルサイトからアクセスできる、主要なビジネスコンテンツは、“ビジネスニュースコンテンツ”、“スキルアップ”、“ダウンロードショップ”、“オフィス用品販売”、“Coffe Break”の5つ。

“ブロードバンドビジネスニュース”は、リアルタイムで更新されるビジネスニュースコンテンツ。ストリーミングで、キャスターがニュースを読み上げる動画を見ることもできる。“スキルアップ”は、従業員のスキルアップのための資格・教育コンテンツサービスや、経営者向けセミナー情報などを提供するもの。“ダウンロードショップ”は、ビジネスに活用できるさまざまなソフトウェアを、特別価格でダウンロード販売するもの。また“オフィス用品販売”は、オフィス用品などをオンラインで注文できるもの。販売系のコンテンツは、管理者によってアクセスできるユーザーを制限することが可能となっている。このほか、“癒やし系”サイトへのリンクを用意し、一休みしたいときにアクセスできる“Coffee Break”や、天気予報なども備えている。

これらのサービスおよびコンテンツは、有線ブロードネットワークスと他社との提携によって提供しており、GATE DISKは(株)ジャストシステム、BOXERは(株)日立製作所からの提供による。また“ブロードバンドビジネスニュース”は(株)読売新聞社のニュースサイト“YOMIURI ONLINE”から、“オフィス用品販売”は、アスクル(株)からの提供によるもの。

有線ブロードネットワークスでは、同社の光ファイバーによるインターネット接続サービスの回線速度を、上り/下り100Mbpsとしているが、BROAD-GATE 02のサービス提供時における帯域の保証は行なわない。

BROAD-GATE 02は同日付けで受付を開始し、12日にサービスを開始する。月額料金は3万8000円。初期費用は5万円で、契約事務手数料が3000円かかる(工事費は別途必要)。この料金は、サービス開始記念のキャンペーン価格となっている。販売は(株)大塚商会、(株)内田洋行、ホーチキ(株)などの代理店、および同社の直販によって行なう。

一般固定電話や携帯電話にもコールが可能な“GATE CALL”

GATE-CALLは、BROAD-GATE 01、BROAD-GATE02の加入者に対して、IP電話サービスを提供するもの。同社と(株)メディアとの提携によって提供する。同サービスのユーザー同士間、またはメディアのIP電話サービス“M(メディア)ライン”加入者との通話料が無料であることや、一般固定電話、携帯電話、PHSへの通話が可能であることなどが特徴。サービス利用者には、東京市外局番“03”に“44”と続く10桁の電話番号が割り当てされる。

発表会でのデモンストレーション。北海道にある営業所と通話した。手前にあるのが、サービスの利用に必要な専用のモデム発表会でのデモンストレーション。北海道にある営業所と通話した。手前にあるのが、サービスの利用に必要な専用のモデム

市内の通話料金は、2分間4円。県内では、20km圏内で90秒ごとに、20~60km圏内で60秒ごとに、60km以上で45秒ごとに4円となる。また県外では、20km県内圏内で90秒ごとに、20~30km圏内で60秒ごとに、30~60km圏内で45秒ごとに、60~100m圏内で30秒ごとに、100km以上で23秒ごとに4円となる。距離が遠くなるほど料金も増すのは、同社の回線が敷設されておらず、他社の回線を借り受けているからだという。同社は、今後広範囲に渡って回線を敷設し、料金を引き下げていくとしている。

専用モデムの背面
専用モデムの背面。電話ポート×2、LANポート×4を備えている

サービスの利用には、同社が提供する専用のモデムが必要。なお同サービスから、110番や119番などの番号へはコールできないようになっている。

GATE CALLは、3月6日から東京23区内の一部で、6月からは東京都下、千葉県、神奈川県の一部でサービスを開始する予定。月額基本料金は、個人宅ユーザーが500円、法人ユーザーが700円。導入時には、初期導入費用として1万5000円、事務手数料3000円がかかる。

第2次ブロードバンド革命に向けての取り組み

同社代表取締役社長の宇野康秀氏は、発表会において、「2001年4月に提供を開始したBROAD-GATE 01は家庭用のサービスだったが、今回発表するのは事業所向けのサービス。特に、従業員が30名未満の小規模オフィスをターゲットにしている。小規模の企業は国内の企業数の3分の1を占めるが、情報システムは、ほとんど整っていないのが実状。BROAD-GATE 02は、FTTHによる高速インターネット回線を提供するのと同時に、企業に必要な情報システムをワンパッケージで提供する。またコストパフォーマンスが高く、運用による負荷もかからない」

同社代表取締役社長の宇野康秀氏
同社代表取締役社長の宇野康秀氏

「弊社では、このほか一般家庭や、ビル、マンションのオーナーなどにも、それぞれのユーザー層のニーズに即したサービスを提供していく。一般家庭には、セット・トップ・ボックスによってBROAD-GATE 01を提供し、ビデオ・オン・デマンドサービスの実現を目指す。3月をめどに実験を開始し、6月からサービスを提供する予定。またビルやマンションのオーナーなどには、マンションまで光ファイバー回線を引き、マンション内はDSL回線によってインターネット回線を提供するという、10MbpsのVDSLサービスの実験を、3月から開始する。これらの、FTTHならではのコンテンツの提供によって、弊社は2002年、第2次ブロードバンド革命を目指す」と語った。

同社の“第2次ブロードバンド革命”への取り組み
同社の“第2次ブロードバンド革命”への取り組み

同社は、今回発表したサービスのほか、大規模法人や大規模マンションを対象にした、光ファイバーによる“GIGA GATE”(仮称)というインターネット総合サービスを4月に開始する予定。また、同社は2月から3月末にかけて、大幅なエリアの拡大を図るという。具体的には、2001年12月末の時点で、世帯カバー数64万2100軒、事業所カバー数8万7164軒だったものを、世帯カバー数104万4074軒に、事業所カバー数27万1176ヵ所に拡大する予定。このエリアの拡大によって、同社のサービスが東京23区中、20区に対して提供できるようになるという。

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