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i850+Socket478最後の新作?! AOpen製「AX4T II」が遅ればせながら発売

2002年01月31日 23時19分更新

文● 小磯

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AX4T II

 第1弾は昨年の8月。それから5カ月の月日が流れ、ようやくAOpenからi850+Socket478という構成のマザーボード「AX4T II」が登場した。先週IntelからUSB2.0コントローラ搭載製品が登場したようにバリエーションモデルはいくつかあるものの、完全新作のSocket478搭載i850マザーボードが現れたのは約3カ月ぶりだ。



 AX4T IIは同社従来製品でSocket423版を搭載する「AX4T」のSocket478版にあたる製品だが、色が緑から黒に変化したのをはじめとしてボードレイアウトはまったく異なるもの。RIMMスロットが2本ずつ別の場所に取り付けられたデザインは、3カ月前に投入されたASUSTeK製「P4T-E」と似た印象を受ける。

 拡張スロットはAGP×1、PCI×5、CNR×1。オンボードではAC'97によるサウンド機能が提供されるのみといったシンプルな構成だ。なお、オーバークロック機能としてFSBは100~180MHzの範囲を1MHz刻みで設定できるようになっている。



価格ポップ

 価格はコムサテライト3号店で1万7600円、TSUKUMO eX.で1万7999円、BLESS 秋葉原本店で1万7800円と、6層基板を採用するi850マザーボードとしては安価。すでにPentium 4用メモリの主流はDDR SDRAMへと流れてしまっているだけに“最後のSocket478版i850マザーボードシリーズ”になる可能性は高いが、価格と入手性を武器に渋い人気商品となる可能性は十分にあると言えるだろう。



パッケージ
パッケージ。“AGP PRO”という表記が見えるが、実際に用意されているAGPバスは標準的な4xのものなのでこの点は要注意
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