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サイボウズ、米国製グループウェア『Share360』を発売

2002年01月31日 22時43分更新

文● 編集部

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サイボウズ(株)は31日、米国現地法人の米サイボウズ社が企画開発した英語版の新グループウェア『Share360(シェア・スリーシックスティー)』の販売を現地時間の31日午前5時に発売すると発表した。これは1月末に市場に投入することを16日付けで発表している製品。製品名の「Share」は“情報共有”、「360」には“皆様のビジネスを360度(全方位)カバーします”という意味を込めたとしている。

『Share360』は、海外市場向けにインターフェースやデザインを一新したのが特徴。トップページはBlue、Green、Red、Greyの4色から、フォントサイズは2種類から選択できる。また、電子メール用アプリケーション『WebMail』は日本語に対応している。サーバーにインストールするための“インストーラーウィザード”も搭載した。

『Share360』構成するモジュールは、“Scheduler”(スケジュールと施設予約)、“Whereabouts”(行き先案内板)、“Bulletin Board”(掲示板)、“WebMail”(Webメール)、“Address Book ”(共有アドレス帳)、“ToDo List”(ToDo リスト)、“Memos”(回覧板)、“Discussions”(電子会議室)、“Cabinet”(文書管理)、“Project”(プロジェクト管理)、“Web Forms”(ワークフロー)の11種類。対応するサーバーOSは、Windows XP Professional/98/NT 4.0/2000、Linux 2.xなど。

価格体系には、新たに30ユーザーライセンスを設定した。全アプリケーションを含む『Share360 Complete』の価格は、10ユーザーの場合が1298ドル(約17万2630円)、30ユーザーが2698ドル(約35万8830円)、50ユーザーが3798ドル(約50万5130円)、100ユーザーが6498ドル(約86万4230円)、無制限では1万4998ドル(約199万4730円)となる。また、『Project』と『Web Forms』以外の全アプリケーションを含む『Share360 Standard』の価格は、10ユーザーの場合が898ドル(約11万9430円)、30ユーザーが1648ドル(約21万9180円)、50ユーザーが2248ドル(約29万8980円)、100ユーザーが3998ドル(約53万1730円)、無制限では8998ドル(約119万6730円)となる。同社では、『Share360 Sync for Palm OS』も同時発売するとしている。

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