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インフォテリア、SAP製品に対応したXMLネイティブBtoBサーバーソフトを発売

2002年01月31日 20時35分更新

文● 編集部 桑本美鈴

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インフォテリア(株)は31日、XMLネイティブ対応の企業間電子商取引(ByoB)サーバーソフトウェア『Asteria(アステリア)』の新ラインナップとして、『Asteria for SAP(アステリア フォー エスエイピー)』を2月1日に発売すると発表した。

インフォテリア平野社長
都内で行なわれた発表会で、『Asteria』について説明するインフォテリア代表取締役社長の平野洋一郎氏

Asteria for SAPは、SAPジャパン(株)の直接材/間接材購買システム『SAP Enterprise Buyer』に対応したサプライヤー向けサーバー製品で、サプライヤー企業が顧客企業のSAP Enterprise Buyerと接続するためのもの。SAP Enterprise Buyerからインターネット経由でXML形式の発注伝票データを受信できるほか、そのデータをERP、データベース、メインフレーム等の企業内バックエンドシステムで処理することも可能となる。これによりサプライヤー企業は、顧客企業との取引を電子化/自動化できる。

価格は、サーバー製品『Asteria』、Asteria上で動作するSAP対応プラグイン、バイヤー1社との接続ライセンスで構成される『基本ライセンス』が800万円、バイヤー数の増加に応じて接続ライセンスを追加する『追加1接続ライセンス』が80万円、『追加10接続ライセンス』が400万円。

なお同社は、SAPジャパンが2月1日に開始するサプライヤー向け短期導入プログラム“mySAP SRMプロモーション”に連動したキャンペーンパッケージ『Asteria for SAP 特別キャンペーンパック』を2月1日から12月末まで期間限定で発売する。『Asteria for SAP 特別キャンペーンパック』は、Asteria for SAP 基本ライセンスと、追加4接続ライセンスをセットにしたもので、キャンペーン特別価格の400万円で提供する。

また同社は、次世代Asteria製品を今春リリースすることも明らかにした。次世代Asteria(コード名:Artemis)は、XMLだけでなくさまざまなフォーマットに対応して欲しいというユーザーの要望を踏まえてマルチチャネル化し、ウェブサービス/SOAP、CSV、テキスト、PDF、ANF(Application Native Format)、さらにはebXMLなどをサポートすることで、企業間のシステムをつなげる役割を強化するという。

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