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米IBM、サミュエル・J・パルミサーノ氏が新CEOに――ガースナー 会長は2002年末まで

2002年01月30日 20時24分更新

文● 編集部

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日本アイ・ビー・エム(株)は30日、米IBM社が現地時間の29日、3月1日付でサミュエル・J・パルミサーノ(Samuel J. Palmisano)氏を最高経営責任者(CEO)に選任したと発表した。パルミサーノ氏は現在、社長兼最高執行責任者(COO)で、今後も社長職を兼任する。また、ルイス・V・ガースナー Jr.(Gerstner, Louis V., Jr)会長は今年末まで会長に留まるとしている。

パルミサーノ社長兼CEO
パルミサーノ社長兼CEO

パルミサーノ氏は「私は、すでに素晴らしい時代を迎えているIBMの次の段階で陣頭に立てることを、非常に嬉しく感じています。ルー・ガースナーの後任としてCEOに就任することを非常に幸運なことと感じています。彼はあらゆる困難をものとせず、IBMを厳しい時代からよみがえらせました。IBMの企業文化を変革し、再び成長軌道に乗せました。IBMが絶えずお客様と技術革新を重視しているのは、過去9年間、ルーがリーダーシップを発揮してきたことの成果にほかなりません。彼は素晴らしい遺産を残してくれるでしょう」と述べているという。パルミサーノ氏は1973年に営業担当として入社し、2000年9月に社長兼最高執行責任者に就任した。

同社は併せて、ジョン・M・トンプソン副会長が9月1日付で同社を退職すると発表した。

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