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遅ればせながら東芝からも流体軸受け採用の2.5インチHDD、若干の性能向上も

2002年01月26日 20時09分更新

文● 小磯

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 昨年6月に発表されながら製品の登場しなかった東芝製の流体軸受け採用9.5mm厚2.5インチHDDがようやくデビューした。発表時には20/40GBモデルがラインナップにあったが、今回店頭に並んだのは40GBモデル「MK4018GAS」のみとなっている。



MK4018GAS

 MK4018GASは、基本的に従来製品「MK4018GAP」のモータを流体軸受けに変更しただけだと考えていいだろう。1プラッタあたりの容量が20GBである点や回転数4200rpm、キャッシュ2MB、Ultra ATA/100対応といった仕様はこれまでどおりだ。ただし、平均シークタイムのみ従来の13ミリ秒から12ミリ秒へと若干の性能向上が見られた。流体軸受けモータがシークタイムの向上に効果があるとは認められていないため、別の部分で内部的になんらかの変更が加えられているのかもしれない。


MK4018GAS。外観はボールベアリングタイプの従来製品と変わらない
型番裏面

 実売価格は2万6800円~2万9480円。詳細は2.5インチHDD実売価格調査を参照してほしい。

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