台湾SPRING SPREAD製の3種類のCPUクーラーが同時発売された。国内販売元はワールドインポートジャパン。Socket478用の「WCPU-22」、Socket A/370用の「WCPU-21」、同じくSocket A/370用の静音タイプ「WCPU-20」というラインナップだ。
特徴的なのはWCPU-21。Socket A/370用としてはは珍しい7cm角ファンを採用しており、ヒートシンクも材質はアルミながらユニークな形状をしている。フィン側底面がアーチ状になっており、本当の底面との間に空気の通り道を設けているという構造なのだが、それが実際にどれだけの効果があるのかは不明である。
対応CPUはAthlon XP-1900+/Pentium III-1.3GHzまで。サイズは70(W)×73(D)×52(H)mm。ファンの回転数は5200rpm、騒音は31.7dBとなっている。
静音タイプのWCPU-20は、ヒートシンクは同じくアルミ製。そのキモであるファンの回転数は4100rpm、騒音は28.7dBとなかなかのものである。サイズは60(W)×83(D)×69(H)mm、対応CPUはAthlon XP-2000+/Pentium III-1.4GHzまでである。
最後のWCPU-22は、ヒートシンクの形状および材質はWCPU-20とほぼ同じで、そのままサイズアップしたものとなっている。サイズは70(W)×90(D)×55(H)mm、ファンの回転数は4600rpm、騒音は30.5dBである。
こちらはSocket478用のWCPU-22 |
入荷したのはCUSTOMで、販売は明日以降になるとのこと。価格はいずれも3000円前後になる予定。
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