プラネックスコミュニケーションズ(株)は23日、無線LANのアクセスポイント機能を搭載し、ADSL/CATV接続に対応したブロードバンドルーター『BLW-03』を1月下旬に発売すると発表した。価格はオープン。同社の直販サイト“PCI Direct”では2万7800円で販売する。
『BLW-03』 |
『BLW-03』は、IEEE802.11b準拠の無線LANに対応し、付属のPCカード型の無線LANアダプターカード『GW-NS11S』を本体背面に装着することで無線LANのアクセスポイント(AP)機能を利用できるのが特徴。ネットワークポートは、WAN側が10/100BASE-TX×1、LAN側が10/100BASE-TX×3で、3ポートのスイッチングHub機能を搭載する。WAN/LANともにAutoMDI/MDI-X機能に対応しており、ストレート/クロスどちらのケーブルでも利用できる。
プロトコルは“PPPoE”に対応し、PPPoEクライアント機能を搭載する。アドレス変換のNAT/IPマスカレード(NAPT)機能、自動接続/切断機能、簡易ファイヤーウォール機能、WAN側からLAN側にアクセスできるローカルサーバー機能(DNS、Finger、FTP、Gopher、SMTP/POP3、Telnet、Webほかに対応)、バーチャルコンピューター機能(DMZ)などを装備する。DHCPサーバー/クライアント機能も搭載する。各種の設定はウェブブラウザーで設定可能。ファームウェアのアップグレードにも対応する。無線LAN部分のセキュリティーは40bit/128bitWEPとMACアドレスのフィルタリングに対応する。
電源はAC100Vで、ACアダプターが付属する。消費電力は最大7.2W。本体サイズは幅240×奥行き120×高さ35mm、重量は460g。