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NECインフロンティア、往診・回診時にも利用できる電子カルテシステムを発売

2002年01月17日 20時26分更新

文● 編集部

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NECインフロンティア(株)は17日、モバイル端末を利用して、往診先や回診先での電子カルテの入力、診療履歴の閲覧、請求書の発行を可能とする電子カルテシステムの販売を28日に開始すると発表した。

『Touch@i』
『Touch@i』

今回発表した電子カルテシステムでは、同社のタッチパネル式モバイル端末『Touch@i(タッチアイ)』(本体サイズは幅290×奥行き220×高さ31mm、重量は1.4kg)を利用し、パソコンのない環境でも、タッチパネルによる操作で電子カルテの入力が行なえる。PHSや無線LANを利用すれば、データベースにリアルタイムにアクセスでき、過去の診療履歴や検査データなどを検索・閲覧できる。さらに、往診先での会計処理も行なえ、その場で請求書を発行できる。

電子カルテソフトには、(株)油井コンサルティングの医療システムパッケージ『ドクターズ』をベースにNECインフロンティアが開発した医療トータルシステム『スマイルケアドクターズ』を利用しているため、病院や診療所内のシステムと同製品を連携させることも可能となる。

価格は、Touch@i、病院内でのデータ管理用サーバー、プリンター、パソコン各1台とソフトウェアパッケージの構成で約500万円。

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