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ヤマハ、ブロードバンド&ISDN対応の無線ルーター『RTW65i』を発売

2002年01月16日 21時32分更新

文● 編集部

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ヤマハ(株)は16日、“ヤマハ ブロードバンド&ISDN無線ルータ”として“ネットボランチ(Net Volante)”『RTW65i』を25日に発売すると発表した。価格はオープン。

『RTW65i』
『RTW65i』

『RTW65i』は、ブロードバンドとISDNに対応し、プロセッサーにSH3-80MHzを採用した無線ルーター。ターミナルアダプター(TA)でISDNを利用しているユーザーが将来ブロードバンド接続や無線LANを考えている場合や、SOHOでバックアップ回線にISDNを利用する場合、ブロードバンド接続しながらISDNの2回線を電話などに利用するような場合に利用できる製品という。

WANポートとLANポートはそれぞれ10/100BASE-TX×1で、ISDNポートは回線×1とS/Tポート×1、アナログポート×3、USBポート×1を装備する。DSUを内蔵し、切り離し/極性反転/折り返し機能を利用できる。無線部分は、“IEEE802.11b”規格に準拠した11Mbps対応となっており、64bit/128bitのWEPやMACアドレスフィルタリング、無線ブリッジ機能を搭載し、相互接続認定“Wi-Fi”の取得も予定しているという。

ルーター機能では、ファイヤーウォールを搭載しており、不正アクセス検知機能や動的パケットフィルタリング機能、PAP、CHAPなどのセキュリティー機能を装備する。WANプロトコルはPPPとPPPoEに対応し、スループットは最大7.0Mbps。DHCPサーバー/クライアント、自動接続/切断、簡易DNSサーバー、メール自動確認、メール転送などの機能も搭載する。また、“VoIP”に対応しており、ルーターにIPv6またはIPv4のグローバルIPアドレスが割り当てられていれば、ルーターに接続した通常の電話機を利用して相手方のルーターに接続された電話機と直接音声通話を行なうこともできる。

TAとしての機能は、BOD、MP、同期PPP、疑似LANのほか、PPPoEプロトコル対応のブロードバンド-TA機能を搭載しており、アナログモデムやISDN-TAと同じようにUSBポートに接続したパソコンでネットワークゲームやチャットが行なえる。USBインターフェースはWindows 98 SE/Me/2000/XP、Mac OS 9.0以降に対応する(Mac OS X対応予定)。

電源はACアダプターを利用し、消費電力は最大12W。停電バックアップ用の単3電池×4本を内蔵できる。本体サイズは幅71×奥行き137×高さ184mm、重量は約800g。

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