このページの本文へ

東芝、20GBの1.8インチHDD『MK2003GAH』など2製品を発表

2002年01月16日 20時11分更新

文● 編集部

  • この記事をはてなブックマークに追加
  • 本文印刷

(株)東芝のデジタルメディアネットワーク社は16日、1.8インチHDDの新製品として、容量が20GBの『MK2003GAH』と10GBの『MK1003GAL』の2製品を発表した。MK2003GAHを2月下旬から、MK1003GALを3月から量産出荷する。

『MK2003GAH』と『MK1003GAL』
『MK2003GAH』と『MK1003GAL』

『MK2003GAH』と『MK1003GAL』は、モーターやLSIのパッケージの薄型化を図るとともに、高密度実装技術を採用し、小型・大容量化を図った1.8インチHDD。ディスク2枚/ヘッド4個で20GBの容量を持つ『MK2003GAH』は、本体サイズが幅54×奥行き78.5×高さ8mmで重量は62g。ディスク1枚/2ヘッドで10GBの容量を持つ『MK1003GAL』は本体サイズが幅54×奥行き78.5×高さ5mmで重量は51g。回転数は毎分4200回転。平均シーク時間は15ミリ秒。データ転送速度は毎秒100MBとなっている。電源は3.3Vで、消費電力はリードライト時が1.4W、ローパワーアイドル時は0.4W。MK2003GAHではアイドル時24dB、MK1003GALでは22dBの静音設計がなされているという。インターフェースはATA-5で、512KBのバッファーメモリーを内蔵する。また、動作時が1960m/s2(200G)、非動作時が9800m/s2(1000G)の耐衝撃性を備えているという。

同社では、小型大容量、耐衝撃性などの特徴から、ノートパソコンのほか、タブレット型やウェアラブル型の携帯型パソコンや、携帯AV機器、携帯情報端末などのバッテリー駆動のモバイル製品に利用できるとしている。

カテゴリートップへ

注目ニュース

ASCII倶楽部

プレミアムPC試用レポート

ピックアップ

ASCII.jp RSS2.0 配信中

ASCII.jpメール デジタルMac/iPodマガジン