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【2002 CESレポートVol.8】展示会場で見つけた小型携帯電話/PDA関連製品イロイロ見せます

2002年01月16日 00時25分更新

文● 編集部 佐々木千之

“2002 International CES”では、米ハンドスプリング社が一般展示ブースを設けず、また米パーム社もサードパーティーと合わせても地味な展示で、PDA派にはちょっとさみしい回になったかな、と思っていたがそれは杞憂だった。携帯電話/PDA好きの方に気になる製品をまとめてお見せする。

PDA好きはサムスンから目を離すな

まず、米マイクロソフト社のゲイツ会長の基調講演で、Windows CE.NET端末やホームサーバーが紹介された韓国サムスン電子社から。サムスン電子はモバイル系の展示が集められたSouth Hallにサムスン テレコミュニケーションズ アメリカ社、AV家電系の展示のCentral Hallにはサムスン エレクトロニクス アメリカ社がそれぞれ出展。合わせると、韓国企業中では最大、大抵の日本企業ブースと比べても広い展示面積を誇っていた。

サムスン エレクトロニクス アメリカの『NEXiO S150』クレードルに差しているところ
サムスン エレクトロニクス アメリカの『NEXiO S150』クレードルに差しているところ
反射型のカラー液晶ディスプレーはなかなか発色がよい。右上に見えるのはアンテナ(折り畳める)
反射型のカラー液晶ディスプレーはなかなか発色がよい。右上に見えるのはアンテナ(折り畳める)

まずサムスン エレクトロニクス アメリカがCES初日の8日(米国時間)に発表し、展示していたのが、Windows CE.NETに対応した小型PDA『NEXiO S150』。ディスプレーには、5.1インチ反射型カラー液晶ディスプレー(800×480ドット)を備え、“cdma2000 1x”電話モジュールを内蔵するほか、オプションで無線LANモジュール、デジタルカメラモジュール、GPSモジュールを用意するというもの。まず韓国で発売予定としている。

左上の長方形の箱がオプション。いまは無線LANモジュールを装着している
左上の長方形の箱がオプション。いまは無線LANモジュールを装着している

一方のサムスン コミュニケーションズ アメリカは2001年3月のCeBITで発表し、アメリカで昨秋から販売を開始したPalm OS採用のスマートフォン『SPH-I300』をブース内に多数展示し、来場者に自由にさわらせていた。SPH-I300は256色カラー液晶ディスプレーを搭載した、1.9GHz(CDMA)/800MHz(アナログ)のデュアルモード/デュアルバンド端末。縦124.5×横58×高さ20mmで、重さは約170g。RAMは8MBを内蔵する。液晶ディスプレーパネルは160×240ドットで、Palm OSモードにすると、下部の80ドット分がグラフィティエリアになる。

サムスン コミュニケーションズ アメリカのPalm OS搭載カラー液晶スマートフォン『SPH-I300』
サムスン コミュニケーションズ アメリカのPalm OS搭載カラー液晶スマートフォン『SPH-I300』
本体上部にある液晶ディスプレーでステータスを確認できる。IrDAポートも備える
本体上部にある液晶ディスプレーでステータスを確認できる。IrDAポートも備える
Palm OSモードになるとディスプレー下部がグラフィティーエリアになる
Palm OSモードになるとディスプレー下部がグラフィティーエリアになる
ウェブクリッピングサービスも利用できる
ウェブクリッピングサービスも利用できる
同じく韓国のImpactra社のポータブルデジタルMPEG-4プレーヤー『Motion i』。Windows Mediaにも対応ししている。64または128MBのフラッシュメモリーを内蔵し、MMC/SDカードスロットを1つ備えている
同じく韓国のImpactra社のポータブルデジタルMPEG-4プレーヤー『Motion i』。Windows Mediaにも対応している。64または128MBのフラッシュメモリーを内蔵し、MMC/SDカードスロットを1つ備えている
これは台湾のBenq社(旧エイサー・コミュニケーションズ・アンド・マルチメディア)が、メモリースティックパビリオンに展示していた、Palm OS搭載機『acer s10』
これは台湾のBenq社(旧エイサー・コミュニケーションズ・アンド・マルチメディア)が、メモリースティックパビリオンに展示していた、Palm OS搭載機『acer s10』

Pocket PC系では、やはり米カシオ社ははずせない。ほかのブースではどこに行ってもお目にかかれなかった、“実際にWindows CE.NETが動作しているPocket PC”がさりげなく展示してあった。ディスプレーパネル下部のシルクボタンも含め、本体のデザインは2001年に発表したWindows CE Enbedded採用機『ラジェンダ BE-500』だったが、システムのプロパティを確認すると、確かに“Windows CE.NET Version 4.0(Build 708)”と表示されていた。カシオブースを訪れたときは、ほかのアクセサリーをおいてあるコーナーにはみんな人がいたのに、このWindows CE.NET端末の周りだけ、がらんとしていて不思議な感じだった。

ラジェンダのボディーにWindows CE.NETを搭載したデモ機。細かなデザイン以外にWindows CE 3.0(Pocket PC)との違いは分からなかったラジェンダのボディーにWindows CE.NETを搭載したデモ機。細かなデザイン以外にWindows CE 3.0(Pocket PC)との違いは分からなかった
確かにWindows CE.NETであることが確認できた
確かにWindows CE.NETであることが確認できた

米コンパックコンピュータ社ではユニークなキーボードを発見。1つは本体下のコネクターにスカートのようにはめ込んで使う、小型キーボード。もう1つは折り畳み式のフルサイズキーボード。折り畳みといっても、米ターガス社の製品のように折り畳むのではなく、キーとキーが重なり合うようにスライドするタイプ。日本での発売は未定とのことだが、ぜひ取り扱ってもらいたいと思うユーザーも多いのでは。

米コンパックコンピュータのドッキング型キーボード
米コンパックコンピュータのドッキング型キーボード。ちょっとした入力に便利そうだ
こちらもコンパックの新製品、折り畳み(スライド収納)式キーボード
こちらもコンパックの新製品、折り畳み(スライド収納)式キーボード
上蓋を開いて、キーボードを左右に引っ張ると……
上蓋を開いて、キーボードを左右に引っ張ると……
このように広がってフルサイズのキーボードになる。収納時は逆の動きとなる
このように広がってフルサイズのキーボードになる。収納時は逆の動きとなる

また、米シャープエレクトロニクス社はLinuxを搭載した海外版『Zaurus』を展示。アプリケーションもたくさん入っているほか、ユーザー登録をするとウェブサイトからさらにダウンロードできるとのこと。説明員によれば、ブースを訪れてZaurusに触れた来場者の反応は上々で、「Windows CEよりこっちを買うよ」という声も聞かれたとか。

Linuxを搭載して北米で発売となった海外版『Zaurus』
Linuxを搭載して北米で発売となった海外版『Zaurus』
CPU(StrongARM SA-1110-206MHz)、64MBのRAM、16MBのフラッシュメモリーを搭載する
CPU(StrongARM SA-1110-206MHz)、64MBのRAM、16MBのフラッシュメモリーを搭載する。液晶ディスプレーの美しさは際だっている

目立たない場所にあった“Best CES Product”

あまり人の訪れないはずのSouth Hallのはずれに、2002 CESのベストプロダクツを発見した。それが米Danger社のユニークなGPS/GPRS方式スマートフォン『Hiptop(ヒップトップ)』だ。通常の電話として使うときは、ディスプレーの大きなずんぐりとした形だが、なんとそのディスプレーをスライドするように回転させると、キーボードが現れる。一瞬でキーボードのついたワイヤレスインターネット端末に早変わりというわけだ。Hiptopは、CESを主催するCEAからPDA部門の“Best of CES Aword”を受賞した。

米Danger社のGPS/GRPS方式スマートフォン『Hiptop』
米Danger社のGPS/GRPS方式スマートフォン『Hiptop』
ディスプレーをこのようにスライドさせると……
ディスプレーをこのようにスライドさせると……
キーボードが現れる。基本的な操作はキーボードの右にあるホイールを使って行なえる
キーボードが現れる。基本的な操作はキーボードの右にあるホイールを使って行なえる

液晶ディスプレーは2.6インチで240×160ドット、モノクロ16階調で、コントラストが高くかなり視認性がいい。キーボードの横にあるジョグダイヤル風のホイールを回すことで、ディスプレー上の機能/アプリケーションメニューが回転し、ホイールを押し込むことでそのアプリケーションが起動する。16MBのRAM、4MBのフラッシュメモリー、充電式リチウムイオン電池を内蔵し、縦65×横116×高さ28mmで主さは約150gと手頃な重さ。呼び出し用に8音のMIDI音源を内蔵するほか、IrDAポート、USBポート、ヘッドセット端子を備えている。ヘッドセット端子には、なんとDDIポケットのFeel H゛用の小型デジタルカメラ『Treva』を装着して、静止画像の撮影も可能だ。

実際にTrevaを使って、静止画像を撮影して見せていた。最初はなぜTrevaがキーホルダーに着いているのかと思ったが。話を聞くと「日本で見つけたんだ」と答えが返ってきた
実際にTrevaを使って、静止画像を撮影して見せていた。最初はなぜTrevaがキーホルダーに着いているのかと思ったが。話を聞くと「日本で見つけたんだ」と答えが返ってきた

Dangerには、米アップルコンピュータ社や米ウェブティービー社、オランダのロイヤル フィリップス エレクトロニクス社などから経営陣が参加しているほか、アップルの創立者にして『Apple ][』の設計者として知られるスティーブ・ウォズニアク(Steve Wozniak)氏も取締役として2001年12月に参画しているとのことだ。

モノクロ16階調のディスプレーはとても美しい。コントラストが高いので、視認性がよい。9600bpsでウェブにアクセスして見せていたが、非常にスムーズに表示していた
モノクロ16階調のディスプレーはとても美しい。コントラストが高いので、視認性がよい。9600bpsでウェブにアクセスして見せていたが、非常にスムーズに表示していた

Hiptopの発売は2002年の春としている。ぜひ、日本語化して日本のキャリアーでも使えるようにしていただきたい。

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