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アイコム、無線LANカードと無線ブロードバンドルーター/アクセスポイントをセット販売

2002年01月10日 15時47分更新

文● 編集部

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アイコム(株)は10日、ワイヤレスブロードバンドルーターセット『SR11SL-B』とワイヤレスアクセスポイントセット『AP11SL-A』を11日に発売すると発表した。価格はSR11SL-Bが4万4800円で、AP11SL-Aが3万4800円。

『SR11SL-B』
『SR11SL-B』

SR11SL-Bは、ワイヤレスブロードバンドルーター『SR-11FB』(単品価格3万4800円)と“SS無線LANカード”『SL-11』(同1万2800円)をセットにした製品で、ADSL/CATVモデムのユーザーを対象とする。AP11SL-Aは、ワイヤレスアクセスポイント『AP-11』(同2万5800円)とSL-11をセットにした製品で、ブロードバンドルーター/ルータータイプモデム/ISDNルーターのユーザーを対象とする。両製品ともに、既存の機器を利用してワイヤレスインターネット接続を可能にするという。

『AP11SL-A』
『AP11SL-A』

『SR-11FB』は、ADSL(xDSL)やCATV回線に対応したブロードバンドルーター。無線LAN部のサポート規格はIEEE802.11/IEEE802.11bで、14チャンネルをサポートする。最大通信速度は11Mbps。最大伝送距離は室内で約30m、オープンスペースで約70m(ともに11Mbps通信時)。データの暗号化は64/128bitWEPをサポートする。MACアドレスの最大登録台数は256台、ESS IDの設定が可能となる。10/100BASE-TX対応の4ポートスイッチングHub機能や、パソコンのUSBによるLAN接続機能、プリントサーバー機能(D-Sub25ピン)を搭載する。本体の設定には初心者向けの『簡単設定ソフト』が付属するほか、ウェブブラウザーによる設定も可能。電源はACアダプター(DC7.5V)。本体サイズは幅52.0×奥行き144.4×高さ155.0mm(突起部、スタンドを含まない)で、重量は約500g。付属ソフト使用時の対応OSはWindows 98/98 SE/Me/2000/XP。

『SL-11』は、PCカード(Type II)タイプの無線LANカード。無線LAN部のサポート規格、チャンネル数、最大通信速度、最大伝送距離はSR-11FBと同じ。データの暗号化も64/128bitWEPをサポートし、ESS IDの設定が可能。サイズは幅124.0×奥行き54.0×高さ8.5mm(アンテナ部を含む)で、重量は約50g(本体のみ)。

『AP-11』の無線LAN部のサポート規格、チャンネル数、最大通信速度はSR-11FBと同じ。最大伝送距離は室内で約30m(11Mbps通信時)で、同時接続台数は256台。データの暗号化は64bitWEPをサポートし、ESS IDの設定が可能となる。10BASE-T×1ポートを搭載し、本体設定の専用ユーティリティーが付属する。電源はACアダプター(DC7.5V±5パーセント)。本体サイズは幅100.0×奥行き70.0×高さ30.5mm(突起部を含まない)で、重量は約90g。対応OSはSR-11FBと同じ。

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