エヌ・ティ・ティ・コミュニケーションズ(株)は9日、企業向けのインターネット総合サービス“スーパーOCN DSLアクセス”に“パケットフィルタリングサービス”を追加すると発表した。10日に受け付けを開始する。
このサービスは、インターネット(外部)からのアクセスに対してパケットフィルタリングを行なうもので、内部から外部へのアクセスは制限しない。パケットフィルタリングには“パターンA”“パターンB”“パターンC”の3種類を用意する。パターンAは、インターネットからユーザーの回線にアクセス可能な通信がNTPのみ。パターンBは、NTP、DNS転送情報、ウェブ閲覧、メール送信で、DNS、ウェブ、メールサーバーを設置している場合。パターンCは、パターンBでリモート環境からメールの受信を行なう場合となる。
利用料金は無料で、工事費はOCNを契約している場合が3500円、OCNの新規申し込みと同時の場合は1500円、移転など(ルーター工事のある場合)と同時に申し込む場合は2500円。フィルタリングパターンを変更するには3500円必要だが、サービスの廃止は無料。