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【MACWORLD EXPO/SF Vol.1】基調講演速報第1弾――新iMacに加え、キラーアプリ『iPhoto』も登場

2002年01月08日 12時20分更新

文● 林 信行

スティーブ・ジョブズCEO
基調講演のスティーブ・ジョブズCEO

米国時間1月7日、毎年恒例の“Macworld Conference & Expo/San Francisco 2002”がついに開幕した。一般展示が始まるのは、8日からだが、今回昨年12月頃に急遽予定が変更となり、今回はスティーブ・ジョブズCEOによる基調講演を1日前倒しで行なうことになった。基調講演の直後にはプレス向けのアップルブース公開、さらに日本で国内プレス向けの説明会も開催される。開催1週間前からは米アップルコンピュータ本社ホームページでカウントダウンが始まり、「This one is big. Even by our standard.(今回はデカイ。我々の基準に照らしても)」や「Beyond the rumor sites. Way beyond.(噂サイトを超える。はるかに超える)」、「Just one more sleepless night.(眠れぬ夜もあと1夜だけ)」といったかなりの自信をのぞかせるあおり文句を掲載。前日夜、米TIME誌が7日発売の号に掲載予定だった独占インタビュー記事と、噂されていた新液晶型iMacの写真が、カナダTIME誌のウェブサイトに手違いで掲載されたこともあり、講演開始の3時間前には既に長蛇の列ができあがっていた。中には新型iMac発表を期待して、急遽CESの取材をとりやめてMACWORLD EXPOにやってきたプレスも多いようだ。

米TIME誌
手違いで発表前夜、インターネットに一時的に記事が掲載されてしまった米TIME誌。ジョブズは「すでに見た人も多いと思いますが…」と紹介。アップルはせっかくの発表の新鮮さを台無しにする大ミスにも寛大で、講演の最後で紹介され、講演来場者に配られた

パソコン業界全体が不振の中、“革新する”ことで突き進むというアップル、今回の基調講演の最大の目玉は、液晶の薄さを最大限に生かした斬新なデザインの新型iMacだが、実はそれ以外にもいくつか重要な発表がある。

14インチ液晶搭載iBookの発表

iBookと薄さは同じでも、大きさが一回り大きい新モデルが加わった。バッテリーを従来の6セルタイプからやや大型の8セルタイプに変えたことで、従来のiBookと同じ6時間のバッテリー駆動を実現している。また、DVD-ROM搭載モデルがなくなり、CD-ROMドライブモデルとコンボドライブモデルのみになった。

新型iBook
薄さはそのままに本体サイズが一回り大きくなった新型iBook。DVD-ROMモデルがなくなり、CD-ROM及びコンボドライブモデルだけとなった

Mac OS XがデフォルトOSに

今日を境に店頭で販売するMacもすべてMac OS XがデフォルトOS(購入直後の状態で起動するOS)に変わる。

Mac OS XがデフォルトOS
今日以後、アップルから出荷されるMacはMac OS XがデフォルトOSとなる。日本でも1月中には店頭販売されているほとんどのMacのデフォルトOSがMac OS Xに切り替わるようだ

ジョブズは、Mac OS Xネイティブ対応のアプリケーションがすでに2500本発表されているとし、米アドビシステムズ社や米パーム社、米ウルフラムリサーチ社らを壇上に招いた。アドビ社はAfter Effectsが今日から出荷開始であるのに加え、まもなくGoLiveのMac OS X版がでることを紹介、さらにリリース時期は明らかにしないもののMac OS X版Photoshopも披露した。IllustratorやPhotoshop、GoLiveといったアプリケーションがAppleScriptで連動するデモを行なうと場内はしばらく喝采が鳴り続けた。

Mac OS Xネイティブ対応版
待望のMac OS Xネイティブ対応版がついに披露されたPhotoshop。ただし、リリース時期などについては触れなかった。後でジョブズがiPhotoをデモするときに、iPhotoはPhotoshopのフィルターにも対応しているが、Mac OS X版のPhotoshopがまだ出ていないのでデモできないとからかう場面も…

iPhoto発表

実は今回、もしかしたらiMacの発表よりも重要ではないかと思えるのが、アップルの新作ソフト、iPhotoの発表だ。

iPhoto
以前から噂されていたデジタルカメラを楽しむためのソフト、iPhotoがついに発表された

iPhotoはアップルが進めるデジタルハブ戦略を実現する4番目のソフトにあたり、その名の通りデジタルカメラをさらに楽しめるように作られたソフトで、Mac OS X専用だ。取り込み、整理、編集、そして共有という一連の流れを、iTunesやiMovieと同様のアップルデザインの分かりやすいインターフェースでこなすことができる。

気に入った写真だけを集めたアルバムというフォルダーを好きなだけ作ることが可能で、アルバム単位でMacの画面でスライドショー再生を行なったり、インターネット経由でコダック社に現像をお願いしたり(ポスターサイズへの紙焼き印刷も可能)、あるいは息をのむほど美しい写真集として装丁し約1週間で郵送してくれるサービスも(少なくとも米国では)提供する(価格は最初の10ページまでが29.99ドル(約3900円)で以後、3ドル/ページ)。

iPhotoでレイアウトした写真を写真集として製本し郵送するサービス
アップルはiPhotoでレイアウトした写真を写真集として製本し郵送するサービスを始める。今後、iPhotoを真似するソフトが出ても、iToolsやiMovieにも通じる美しいデザインはアップルならではのものとなるはずだ

実はiPhotoにはこの写真集を簡単に(かつきれいに)レイアウトするための機能まで用意されている。コダックやアップルの製本サービスとの間のデーターのやりとりにはインターネット接続を用いる。iPhotoは、Macユーザーに限らずデジタルカメラを楽しむすべてのユーザーにとって魅力的な製品になるはずだ。

講演ではこのほか、スターウォーズなどの監督として知られるジョージ・ルーカス監督が登場し、“スカイウォーカー・ランチ”というスタジオでMac OS Xを使って映画製作をしていることを紹介。また講演の最後の方では映画『ゴッドファーザー』などの制作で知られるフランシス・フォード・コッポラ監督がビデオ出演して新型iMacを絶賛した。

ジョージ・ルーカス監督
Mac OS Xを絶賛するジョージ・ルーカス監督
フランシス・フォード・コッポラ
新iMacを絶賛するフランシス・フォード・コッポラ監督。ピクサーを敵対視して、パロディーアニメを作りまくるドリームワークス/スティーブン・スピルバーグもそろそろMac OS Xを試してはいかが?

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