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TTNetとオメガ・プロジェクト、ブロードバンド向けウェブドラマの制作を発表

2001年12月27日 19時20分更新

文● 編集部

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東京通信ネットワーク(株)とオメガ・プロジェクト(株)は27日、ブロードバンドコンテンツ配信プラットフォーム向けの連続ウェブドラマ『φPhi(ファイ)』の制作で合意したと発表した。DVD販売や劇場上映などの2次利用も想定し、両社の共同出資により制作する。

『φPhi(ファイ)』は、放送作家・舞台演出家の三木聡氏が監督し、伴杏里、嶋田久作、緋田康人、山崎一、温水洋一、ふせえりが出演する。ストーリーは「まったく対照的な性格の少女のサヨコとヒカル。ふたりの女子高生がひょんなことから、不思議な事件に巻き込まれる。そして東京からやってくる刑事たち。謎と笑いをばらまきながら物語は意外な方向へと展開していく…」というもの。 2002年1月下旬から、1話10分の全12話構成で10週間にわたって実験配信する。

制作したウェブドラマは、TTNetが実験中のブロードバンドコンテンツ配信用プラットフォームを利用して約650世帯のモニターに実験配信を行ない、課金システムの構築や運用など、事業化のための検証に利用する。その後、ほかのインターネットメディアに配信するほか、DVD販売や劇場上映などの2次利用についても検討し、ビジネスモデルの確立を目指すという。

インターネット配信分野をTTNetが、制作およびDVD販売、劇場上映などについてはオメガ・プロジェクトが主体となって進めていくとしている。

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