(株)シマンテック、(株)バード・ビュー、(株)ケイコムの3社は27日、インターネットマンション向けにウイルスチェックサービスを提供すると発表した。
常時接続型のインターネットアクセス機能を備えたインターネットマンションのように、マンション内でネットワークを共有している環境では、“Nimda”のような複合型のウイルスが侵入すると、対策を施していていないところが1戸でもあれば、そこがセキュリティーホールとなって感染を繰り返す危険性があるという。このような環境ではすべてのセキュリティーレベルを同一にする必要があるという。
同サービスでは、バード・ビューが行なっているファイアーウォールによるマンション外部からの不正アクセスの遮断と、バーチャルLAN対応のスイッチングハブによる住居間の不正アクセスのブロックに加え、シマンテックとKCOMの提携によるメールのウイルスチェックサービスを提供する。
なお、日商岩井不動産(株)が8月に販売した新築マンション『ソフィア戸塚』で、同サービスの提供を開始している。日商岩井不動産では、『ソフィア相武台』、『ソフィア美浜』、『ソフィア草加』など今後3年間で1万戸への供給を予定している。