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NTT Com、ICカードによる銀行決済サービスを開始

2001年12月26日 15時06分更新

文● 編集部

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エヌ・ティ・ティ・コミュニケーションズ(株)は25日、銀行やクレジットカード会社と提携し、同社が提供している認証・決済プラットフォームサービス“セーフティパス”と銀行のオンライン決済サービスを連動させたサービス“インターネット銀行決済”の提供を26日に開始すると発表した。

“インターネット銀行決済”は、ICカードを使用した認証により、インターネットショッピングなどの代金を、商品の注文と同時に銀行口座から支払えるサービス。電子店舗などのサービス事業者は、セーフティパスの利用で、各銀行のオンライン決済サービスが一元的に提供され、決済管理コストを削減できるという。万一なりすましなどの被害に遭った場合、コンシューマーとサービス事業者に対し“セーフティパス保険”と“事業者補償制度”が適用される。

サービス開始時は、(株)三井住友銀行、(株)あさひ銀行、(株)スルガ銀行がそれぞれ提供する“ネットデビット”と接続した決済が可能となる。2001年度内には(株)東京三菱銀行の“東京三菱ダイレクト「eペイメント」”および(株)ユーエフジェイ銀行(現(株)三和銀行・(株)東海銀行)のネットデビットと接続する予定。さらに、みずほフィナンシャルグループの“ネット振込決済サービス”との接続も計画している。ネットデビットとの接続には、三井住友カード(株)が提供するシステムとセーフティパスの接続で実施する。

なお、コンシューマーが同サービスを利用するには、銀行とオンライン決済サービスを契約する必要がある。利用可能なICカードは、同社が発行するセーフティパスのICカードで、各銀行が発行するICキャッシュカードについても検討していくという。

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