6cm角のファンを搭載すべきヒートシンクに8cm角のファンを装着可能にするなど、いわゆるファン変換アダプタ“DownBurstシリーズ”をサポートする補強キット「FireProof」が発売になった。販売を開始しているのはCUSTOM。
ヒートシンクに変換アダプタを装着し8cm角のファンを搭載した場合、全体が重くなり、長期間使用している間にソケットのツメが壊れてしまう場合が考えられるため、今回の製品開発に至ったという。最初はカニエのHedgeHogと組み合わせて使用する場合に配慮したとのこと。
仮組みしたところ |
さてその構造だが、基本的にはマザーボードに専用リテンションを直にネジ留めし、その上にDownBurstを固定する台を置くというもの。もちろんヒートシンクはソケットのツメに固定したままなので、このリテンションはDownBurst専用に設けられた固定台ということになる。さらに、リテンションと台のサイドには高さを調節する場所も用意されているので、ヒートシンクに合わせてDownBurstの距離を調整することも可能だ(あまり大きなヒートシンクは使用に制限があることも予想される)。これにより38mmから60mmの間で高さを変更可能であるという(ワッシャの3mm分は除く)。
DownBurstを装着していない状態 |
CPUソケットの向きの違いによっては電源との干渉が考えられるため、リテンションはAタイプ、Bタイプが用意されている。「ほとんどのマザーではAタイプで大丈夫ではないか」(CUSTOM)とのこと。価格はどちらも2980円。
【関連記事】