19日未明、アキバで火災が発生した。場所は三和銀行近くのラーメン店で、中央通りを挟んでちょうどCUSTOMの向かいといったところ。火は同店を全焼したほか、向かって左隣の金物店にも被害を与えたほか、炎上したラーメン店の右隣で近日オープン予定だったラーメン店、さらにその隣の模型店までもが被害を受けている。
現場検証中の東京消防庁は「ノーコメント」のため、火災の規模については推測するしかないが、まず19日午後3時の段階では放水の跡が濡れたすすとして生々しく残っていた。また、中央通りから一本奥に入った、いわゆる“パーツショップのメインストリート”まで煙がやってきたようだ。この通りに店を構えるあるショップによると「午前3時過ぎに煙がウチの店の前までやってきた。店内で眠っていたのだが、シャッターの隙間から煙が店内に入ってきて、煙臭くなったため起きた」とのこと。朝になって出勤してきた店員も一様に「煙臭い」と口を揃えていたというから、少なくとも煙はかなりの範囲に渡って広がったようだ。火災の規模は決して小さくなかったことが想像できる。
現場の近くには末広町会からのお見舞いが |
現在のところ出火の原因やケガ人の有無は確認できていないが、いずれにせよ、馴染みの街がこうしたカタチで姿を変えてしまうのはショッキングとしか言いようがない。