ロータス(株)は17日、同社の『ロータス ノーツ/ドミノ』とSAPジャパン(株)の統合業務パッケージソフトERPの『SAP R/3』を連携するために、企画から、設計、開発、導入サポートまでのコンサルティングサービスを18日に開始すると発表した。
このサービスは、現在、グループウェアのノーツ/ドミノと、ERPのSAP R/3の連携がとれていないものを連携させるサービス。SAP R/3側で提供されるモジュールをプログラムレベルで呼び出す仕組みを提供し、オンラインで処理できるようにする。これにより、商品の受発注を処理するドミノのワークフローアプリケーションに、R/3で管理している在庫データを連携することが可能になるという。また、ドミノで構築した営業支援用のシステムで、R/3で管理している商品の売上データや顧客データを利用することができるようになるとしている。同社では、コンサルティング本部内に13名体制の専門のチームを発足しサービスに取り組んでいくという。