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日本ボルチモア、PMI対応アプリケーション『SelectAccess』の販売を開始

2001年12月14日 01時59分更新

文● 編集部

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日本ボルチモアテクノロジーズ(株)は13日、XMLとLDAPに対応したポリシーベースのPMI(権限管理基盤)対応製品『SelectAccess(セレクトアクセス) 3.5』の販売を14日に開始すると発表した。2002年1月15日に出荷を開始する。価格は340万円から(1000ユーザー)。

『SelectAccess』
『SelectAccess』

“PMI(Privilege Management Infrastructure)”は、アクセスコントロールやシングルサインオンなどの権限管理を行なうための基盤のことで、『SelectAccess』は、ポリシーベースのPMI製品に位置付けられる。

主な特徴は、複数のウェブサーバーに対するログインを統合できる“シングルサインオン”、認証方法としてUserID/Password、SecurID、SAFEWORD、RADIUS、X.509電子証明書などを組み合わせも含めてサポートする“複数の認証手段”、認証時に条件付きの認証ルールを作成できる“条件付ルール”、ユーザーやグループ情報、アクセスポリシーの格納に標準的なLDAP v3準拠のサーバーを使用する“LDAPサーバサポート”、ポリシーや通信メッセージをXMLで記述する“XMLサポート”など。

標準的な標準的なウェブサーバーとアプリケーションサーバーに対応するほか、APIにより新規アプリケーションにも対応可能。また、すべてのコンポーネントでハードウェアなどを追加せずに冗長構成をとることができ、一部が停止してもウェブサービス全体が停止しないようにできるという。

対応OSは、Windows NT/2000、Solaris 8、Red Hat Linux 6.2、HP-UX 11。対応するウェブサーバーは、Internet Information Server、iPlanet/Netscape Web Server、Apache Web Server。対応するアプリケーションサーバーはWebLogic、WebSphere、SilverStream。対応するディレクトリーサーバーは、iPlanet/Netscape Directory Server、Active Directory、Critical Path In Join Directory Server、Novel eDirectory。認証機構としては、ユーザIDとパスワード、X.509電子証明書、ユーザーの自己登録、RSA SecureID、RADIUS、SAFEWORD CRLとOCSPサポート、スマートカード。

価格は340万円(1000ユーザー)から。2002年3月末日まで150万円(500ユーザー)の特別エントリーモデルを提供する販売キャンペーンを実施する。同社では、この製品によりPMI市場に本格参入し、初年度3億円の売上を目標としている。

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