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NTTデータなど5社、プロードバンド利用のストリートメディア事業で新会社

2001年12月04日 22時15分更新

文● 編集部

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(株)エヌ・ティ・ティ・データ、セイコーエプソン(株)、(株)産業経済新聞社、(株)フジテレビジョン、(株)デンソーの5社は4日、ブロードバンドネットワークを利用してストリートメディア事業を行なう新会社“株式会社シティチャネル”(City Channel Co.,Ltd.)を同日付けで設立したと発表した。20日に営業を開始する。

実験のイメージ写真
2000年12月14日にNTTデータとセイコーエプソンが記者発表を行なった際に使われた実験のイメージ写真

これは、NTTデータとセイコーエプソンが3月から、全国に店舗網を持つコンビニエンスストアの窓をスクリーンとして広告映像を流す実験を共同で実施しており、効果、技術面での検証、事業性についての検証を終えたことによる。それを受けて、今回、実験段階から協力関係にあったフジサンケイグループとデンソーを加えた5社により事業会社を設立した。本社は東京都新宿区で、代表取締役社長にはNTTデータの福永博信氏が就任する(非常勤)。資本金は3億円。株主構成は、NTTデータが57%、セイコーエプソンが34%、産業経済新聞社が5%、フジテレビジョンが2%、デンソーが2%。社員数は10名。

新会社は主に、“広告、宣伝のための情報媒体の企画、開発”、“販売促進に関する情報の収集、分析、提供”、“情報、番組の収集、管理および配信並びに販売”、“映像機器、通信機器、コンピュータ機器の販売および保守管理”の4つの事業を行なう。当初、首都圏20店舗のコンビニで事業を開始する。5年後の売り上げ目標は40億円。

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