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AGC、IPv6のテスト接続を日本で開始

2001年12月04日 17時39分更新

文● 編集部

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アジア・グローバル・クロッシング・ジャパン(株)は3日、親会社であるアジア・グローバル・クロッシング(Asia Global Crossing:AGC)社が、17日に日本でIPv6のテスト接続を開始すると発表した。

AGCは、英国領バミューダ諸島に本社を置く国際通信事業者。1999年11月にグローバル・クロッシング(Global Crossing:GC)社、米マイクロソフト社、ソフトバンク(株)によって設立された。

今回の日本でのテスト接続は、AGCの自社ネットワークによるグローバルなIPv6接続の第1段階となる。AGCとGCは2001年1月にARIN(American Registry for Internet Numbers)からsTLAアドレスを取得し、IPv6接続の需要が高い日本をテストマーケットと位置付け、日本のIPv6コミュニティーなどと協力して実用実験に取り組んできた。日本でのテスト接続には、IPv6パケットをIPv4パケットでカプセル化してトラフィックを処理する“トンネルサービス”を採用している。

両社は今後、IPv6接続をアジア、米国、ヨーロッパ、南米へと拡大していく。なお、IPv6接続サービスの対象となるのは、通信事業者やISP向けIPゲートウェイサービス“IPトランジット”と、多国籍企業向けインターネットサービス“インターネット専用接続(DIA)”。

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