エヌ・ティ・ティ エレクトロニクス(株)は29日、PKI(公開鍵基盤)をプライベートに構築できるソフトウェアの最新バージョン『プライベートCAビルダーVer3.0』を30日に発売すると発表した。
『プライベートCAビルダーVer3.0』 |
最新版ではこれまで独立したソフトとして提供していた証明書発行機能と、ICカードやハードウェアトークンへの証明書の書き込み機能を統合。これにより初期導入コストを従来の3分の1以下(証明書1000通発行の構成で180万円から)に引き下げたという。プライベートCAのため、パブリックCAに支払うサービス料も不要。また、証明書のフォーマットは国際標準(X.509 v.3、PKCS#10、PEM)に準拠しているという。対応OSは、Window NT/2000。