パーソナルメディア(株)は27日、“異形字ゆらぎ検索機能”や“多漢字メール”を搭載したBTRON(Business TRON)仕様のパソコン用OSの最新版『超漢字4』を12月21日に発売すると発表した。価格は2万5000円。
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| 『超漢字4』 |
同製品は、中国簡体字/ハングル/ラテン文字/アラビア文字など、世界各国の文字約17万字を扱えるBTRON仕様のパソコン用OSの最新版。新機能として、“異形字ゆらぎ検索機能”や“多漢字メール”を搭載しているのが特徴。“異形字ゆらぎ検索機能”は、異形字の区別を気にせずに文字列の検索を行なうことができる機能。“高”と、その上部の口の左右の棒が上下に突き抜けた“ハシゴ高”を区別できるほか、“高崎”という単語では“高崎”“(ハシゴ高)崎”、崎の右上部の大を立で置き換えた漢字“タチ崎”を使った“高(タチ崎)”“(ハシゴ高)(タチ崎)”などすべての組み合わせを検索できる。
また、日本漢字の“広”と中国簡体字“广”中国伝統字の“廣”などを区別することなく検索を行なえる。“多漢字メール”は、多漢字メールの送受信が行なえるメールソフト。超漢字4同士でも多漢字メールの送受信が行なえるほか、BTRON以外のOSとの間でメールの送受信を行なった場合も、相手側で利用可能な文字環境と文字の種類に応じて、最適なエンコード方法を選択し、できるだけ多くの文字を送信できるという。また、相手側の文字環境で読めない文字を赤色で表示して警告をする機能も備えている。なお、本体には、インストール方法を解説したVHSビデオやパーティション管理ソフトの『System Selector2』を同梱する。
なお、同社では、12月13日から15日に東京・六本木のラフォーレミュージアム六本木で開催される“TRONSHOW2002”の同社のブースで、同製品を先行販売する。
