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富士通と富士通研究所、リアルタイムで暗号化可能なビデオストリーミング技術を発表

2001年11月07日 21時17分更新

文● 編集部

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富士通(株)と(株)富士通研究所は6日、デジタルビデオ画像をリアルタイムで暗号化し、インターネットで転送するストリーミング技術“Coment DV/IPsec”を開発したと発表した。

“Coment DV/IPsec”は、動画データをリアルタイムで暗号化し、インターネットを用いて少ない遅延時間で転送できるビデオストリーミング技術。両社が1992年から参加している“技術研究組合新情報処理開発機構”(RWCP:Real World Computing Patnership)が開発した通信処理技術“Comet”を応用したもので、ネットワークプロセッサー“Comet NP”を用いて暗号化処理を行なう。暗号化では、インターネットの標準暗号化通信方式“IPsec”を採用。また、プログラムを書き換えることで、現行のIPv4用IPsecのほかに、次世代のIPv6用IPsecにも対応可能。両社では、セキュリティーを保持した医療用画像のデータ転送や、有料のストリーム放送などの用途を見込んでいる。

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