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NECとマイクロソフト、ストリーミング分野で提携

2001年11月05日 18時19分更新

文● 編集部

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日本電気(株)とマイクロソフト(株)は5日、ストリーミング分野で提携し、Windows Media Technology(WMT)に関するソフトウェア製品やシステムパッケージの共同開発および共同サポートなどを実施していくと発表した。

これにより、NECのストリーミング管理システム『StreamPro/Management System Ver2.1』の開発において、マイクロソフトがWMTに関する技術支援を行ない、両社が共同で製品の動作・接続検証を行なう。同製品は、アクセス管理、帯域制御、ユーザー情報管理、コンテンツ管理、ログの採集・編集などの管理機能を搭載しているため、ストリーミング配信・管理システムを効率的に導入できるという。Windows 2000 ServerとSQL Server 2000に対応し、12月末から出荷する予定。

また、ISP向けパーソナルビデオアルバムシステム、eラーニングシステム、IR(投資家向け情報配信)システムなど、市場や用途、ビジネスモデル別に対応したストリーミング配信システムを共同で開発する。そのために、NECのコンテンツ流通プラットフォーム『StreamPro』とストリーミング専用サーバー『InternetStreaming Server』、マイクロソフトのWindows 2000 Advanced Serverとサーバーソフトウェア製品群『.NET Enterprise Servers』などを組み合わせ、ストリーミング配信環境提供サービス“BIGLOBEストリームサービス”などのサービスの提供実績を利用していく。

NECの“Windows SI Support Center”内にはWMT対応窓口を設置し、ストリーミング配信・管理システムのITコンサルティングやシステム構築において、ユーザー企業やSI企業、ソフトウェア会社に対する技術支援を両社共同で行なう。さらに、マーケティング活動や販売推進活動も共同で実施する。

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