関西電機(株)は2日、ネットワーク対応ハードディスク復元ユーティリティー『NetEasyRecovery(ネットイージーリカバリー)』を11月下旬に発売すると発表した。
ネットワーク対応ハードディスク復元ユーティリティー『NetEasyRecovery』のパッケージ |
『NetEasyRecovery』は、ネットワークを経由して、マスターとなるパソコンからスレーブパソコンを遠隔操作しハードディスクを復元できるソフト。復元モードは、起動時に自動復元する“自動”、復元する/しないを選択できる“手動”、現在の状態を保存して復元データにする“データ更新”、日単位で定期的に自動復元できる“タイマー”などが用意されている。
さらに、OSなど各種アプリケーションソフトのインストールを防ぐディスクブート禁止機能も搭載している。なお、『NetEasyRecovery』をインストールした後にアプリケーションを追加する場合は、インストレーションモードにして『NetEasyRecovery』を一時的に無効にすることで追加インストールが行なえる。
BIOSの内容に変更があった場合、BIOS設定を復元することも可能。また、パーティションごとに保護の有無を設定できるため、復元して元のデータに戻ると困るようなデータを保護の対象外にすることが可能。そのほか、ネットワークを経由して、あるスレーブパソコンのハードディスク内容を、別のスレーブパソコンにコピーできるネットワークコピー機能を搭載する。
対応OSはWindows 95/98/Me/2000/NT4.0/XP。価格は、15ユーザー用が25万5000円、25ユーザー用が40万円、45ユーザー用が65万円。