黄金の円筒形フィンの中心にファンを埋め込むというユニークな構造のCPUクーラー「Majesty」を登場させたTitanが、新型CPUクーラー「TTC-D6T」を発売した。
表面積を増やすためか、はたまたマザーボード上のコンデンサを避けるためかは不明だが、“逆富士山型”の上に行くにしたがって大きく広がったアルミ製ヒートシンクが特徴だ。
目を引くのが電源コードの中ほどに付いている銀色の物体で、よく見るとマザーボードにオンボードで搭載されるタイプのシステムスピーカと同型の小型スピーカが内蔵されている。ショップによれば、これはファンの回転が何らかの原因で止まってしまった際、警告音を発してくれるものらしく、Titanではこれを付けた電源コードを「Alarm Sensor Cable」と銘打っているという。その音は100dBというから、相当大きな音と思われる。
全体のサイズは63(W)×80(D)×65(H)mm。ファンのメーカーは不明だが、6cm角で回転数は5000rpm、騒音は31dB。サイトによると、Athlon(Thunderbird)/Duronは1.7GHzまで、Cuppermineコア版Pentium IIIは1.13GHzまで、Tualatinコア版Pentium III/Pentium III-Sは2GHzまで対応するという。
価格はコムサテライト3号店で1980円。
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