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IIJ、IPv6/IPv4対応の商用接続サービス“IPv6/IPv4デュアルスタックサービス”を開始

2001年10月29日 14時30分更新

文● 編集部

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(株)インターネットイニシアティブは29日、デュアルスタック技術を用いた商用接続サービス“IPv6/IPv4デュアルスタックサービス”の提供を11月1日に開始すると発表した。サービスを提供する地域は当初東京と札幌で、順次大阪、名古屋、福岡などに拡大するとしている。

デュアルスタック技術は、IPv6とIPv4のアドレスをそれぞれ同一ルーターに割り当て、1本の専用線上でIPv4通信とIPv6通信を共存させる技術。別回線を用意したり、IPv6パケットをカプセル化したりせずに、IPv6とIPv4を利用できるのが特徴。“IPv6/IPv4デュアルスタックサービス”では、IPv6のアドレスを“/48”(約1024個割り当て、IPv4アドレスを“1/32C”(6個)~“1/16C”(14個)割り当てる。

月額基本料金は、回線速度が1.5Mbpsで、IPv4アドレスを1/16C(14個)割り当てる場合が16万7000円、1/32C(6個)割り当てる場合が11万7000円。回線速度が128kbpsでIPv4アドレスを1/32C(6個)割り当てる場合が4万5000円、64kbpsで1/32C(6個)割り当てる場合が3万8000円。初期費用は1.5Mbpsが5万円、128/64kbpsが4万円で、IPアドレス申請手数料(1万5000円)と専用回線工事費用(4万4000円)が別途必要(NTTのディジタルアクセス1500の場合)。

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