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LinuxWorld Conference & Demo /Tokyo2001(その5)

OSDLジャパンラボ、開設場所は横浜に決定

2001年10月25日 15時37分更新

文● 吉川大郎

米OSDL(Open Source Development Lab)は、世界で2番目のラボ“OSDLジャパンラボ”を神奈川県横浜市に開設すると発表した。ラボの統括を行なう“ディレクタ”には、日本Linux協会副会長/LPIジャパン理事/Linux World Japanアドバイザリーボードメンバーの高澤真治氏が就任した。

高澤真治氏OSDLジャパン ディレクタ 高澤真治氏

米OSDLはエンタープライズ分野や高機能サーバ向けのオープンソースプロジェクト(Linuxベース)を支援するための非営利団体(NPO)。大規模サーバなどの実験施設を持たないプロジェクトに対し、ハードウェアなどの研究環境を提供する。運営は以下の19社の出資/協力により行なわれている。

  • 米Caldera International
  • 米Computer Associtates International
  • 米Covalent Technologies
  • 米Dell Computer
  • 富士通(株)
  • (株)日立製作所
  • 米Hewlett-Packard
  • 米IBM
  • 米Intel
  • 米Linuxcare
  • 米LynuxWorks
  • ミラクル・リナックス(株)
  • 三菱電機(株)
  • NEC
  • 米Red Hat
  • 米SGI
  • ドイツSuSE Linux
  • 米Turbolinux
  • 米VA Linux Systems

OSDLは非営利団体であるため、これらスポンサー企業を含め、1社のみの利益になるようなソフトウェアの研究は行なわない。また、OSDLで行なわれた研究は、他者が利用できるような知的所有権を有することとなる。

今回日本に設立されるOSDLジャパンラボは、来年1月、神奈川県横浜市保土ヶ谷区の“横浜ビジネスパーク”に登場する。米国のOSDLはオンラインによる活動がメインだが、OSDLジャパンラボの場合は3つのプロジェクト室、24人の会議スペース、3名の常駐スタッフを用意し、実際にプロジェクトのメンバーが集まっての研究も行なわれる。

またOSDLジャパンラボは、米国以外で独自のプロジェクトを募集し、アジアのオープンソースコミュニティに対し広範な支援を行なうとしている。現在プロジェクトの募集はOSDL本部への英語による申し込みしか行なっていないが、11月末を目処に日本語による受け付けを開始する予定。

現在、OSDLジャパンラボのプロジェクトとして、

  • IPv6
  • SCore
  • Namazu
  • PostgreSQL
  • Linux Super Page

などが計画されている。

OSDLジャパンラボの開設/運営資金は、米OSDLからの支援金があてられ、OSDLジャパンラボ自体は営利活動を行なわない。また、OSDLの協力企業には日本企業も含まれているが、OSDLジャパンと日本企業間で、直接の資金提供は行なわれず、米OSDLからの支援金のみがOSDLジャパンラボの資金源となる。

OSDLには“OSDLアソシエート(準会員)”という個人向けの会員サービスがあるが、これについても今後日本人によるメーリング・リストを運営する予定だという。現在は英語によるメーリングリストしか運営されていないが、興味のある方は、OSDLのページにアクセスしていただきたい。

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